ソルボンヌ文明講座の8月講座が始まりました。初日の朝8時半に集合。そこでクラス分けの結果が発表になり、そのままいきなり授業開始。08:30~10:30、10:30~12:30、12:30~14:30と3つの時間帯があるのですが、今回はラッキーにも10時半からのクラス。さすがに朝8時半は、毎日が日曜日の人にとっては早すぎるようで、まずは、めでたし、めでたし。
と、ここで今日のブログが終わってしまうわけではありません。まだまだ、例によって、続きます。

(19・20世紀文学の抜粋を集めた文学教材。通常学期でも同じものを使うので、もう5冊目です。なお、表紙には11-18世紀となっていますが、これは本来、黄色い表紙のもう一冊。この緑の教材、表紙はともかく中身はきちんと19・20世紀の文学作品です。細かいところは気にしないのがこちら流)
早速、最初の授業。28人もいます。大人数ですね。さすが、ヴァカンス・シーズン。教師の数が少ないせいでしょうか、一クラス、目いっぱいの学生を入れているようです。その中で目立ったのが、ポーランド人。5人以上います。去年の夏はハンガリー人が多かったのですが、今年は、ポーランド。EUに加入した東ヨーロッパから、語学の勉強、あるいは留学に来る人が増えているのでしょうね。たぶん、同じ状況がイギリスでも見られるのではないでしょうか。学生の出身地に、世界の情勢を垣間見ることができるようです。
しかも、イギリスは、フランスよりも外国人労働力の受け入れに寛大なようですし、なんといっても、英語。きっと、労働力としても、大勢の東欧出身者が住み始めているのでしょうね。
そして、授業の後は、レストU(学食)へ。すると、これはどうしたの!!!とビックリするくらいの長い行列。年度初めの秋と同じくらいの長い行列。

(階段2フロア分ほどの、なが~い行列)
食事を取るまでになんと40分。夏休み中は非常に空いているのが普通なのに・・・どうしたことでしょうか。どうも、ある一団がひとつの原因のようです。中国人学生たちのグループ、なんと30人以上いるようです。ちょうどその後ろについてしまったのですね。運が悪い。それにしても30人以上もがグループでフランス語の勉強に来ている。今までにも増して、中国からの留学組が増えているようです。世界に広がる、中国パワー。つまらないところで、実感してしまいました。
ただ、語学学校の上級のほうには、中国人が少ない。語学学校にいるよりは、少々無理をしてでも、大学に入ってしまうようです。大学のほうが授業料が安いですし、何しろ将来に必要な大学卒の資格をどうしても取りたいようです。このあたり、意気込みが違いますね。借金までして、留学。人生をかけて来ているのかもしれません。
そして、40分も列に並んでありついた昼食。

(メイン(2種類から選択)、前菜1品(サラダ数種から選択)、デザート1品(フルーツ、ヨーグルト、チーズなどから選択)、そして顎がしっかり発達しそうなパン)
今日8月1日から値上げだそうです。2.75ユーロから2.80ユーロ(約460円)へ、50サンチームの値上げ。一年前にもやはり50サンチームの値上げがありました。50サンチームといえば、8円ちょっとですから、たいした額ではないのですが、率でいえば18%。公共交通機関の1ヶ月定期も7月に52.5ユーロから53.5ユーロ(約8,800円)へ値上げ。通信関係にも一部値上げが。円安に、物価上昇では、日本からの留学生も大変です。留学期間を短縮した人もいるほど―――。
ようやく、快晴、最高気温26度と夏らしくなった、8月最初のパリです。
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(19・20世紀文学の抜粋を集めた文学教材。通常学期でも同じものを使うので、もう5冊目です。なお、表紙には11-18世紀となっていますが、これは本来、黄色い表紙のもう一冊。この緑の教材、表紙はともかく中身はきちんと19・20世紀の文学作品です。細かいところは気にしないのがこちら流)
早速、最初の授業。28人もいます。大人数ですね。さすが、ヴァカンス・シーズン。教師の数が少ないせいでしょうか、一クラス、目いっぱいの学生を入れているようです。その中で目立ったのが、ポーランド人。5人以上います。去年の夏はハンガリー人が多かったのですが、今年は、ポーランド。EUに加入した東ヨーロッパから、語学の勉強、あるいは留学に来る人が増えているのでしょうね。たぶん、同じ状況がイギリスでも見られるのではないでしょうか。学生の出身地に、世界の情勢を垣間見ることができるようです。
しかも、イギリスは、フランスよりも外国人労働力の受け入れに寛大なようですし、なんといっても、英語。きっと、労働力としても、大勢の東欧出身者が住み始めているのでしょうね。
そして、授業の後は、レストU(学食)へ。すると、これはどうしたの!!!とビックリするくらいの長い行列。年度初めの秋と同じくらいの長い行列。

(階段2フロア分ほどの、なが~い行列)
食事を取るまでになんと40分。夏休み中は非常に空いているのが普通なのに・・・どうしたことでしょうか。どうも、ある一団がひとつの原因のようです。中国人学生たちのグループ、なんと30人以上いるようです。ちょうどその後ろについてしまったのですね。運が悪い。それにしても30人以上もがグループでフランス語の勉強に来ている。今までにも増して、中国からの留学組が増えているようです。世界に広がる、中国パワー。つまらないところで、実感してしまいました。
ただ、語学学校の上級のほうには、中国人が少ない。語学学校にいるよりは、少々無理をしてでも、大学に入ってしまうようです。大学のほうが授業料が安いですし、何しろ将来に必要な大学卒の資格をどうしても取りたいようです。このあたり、意気込みが違いますね。借金までして、留学。人生をかけて来ているのかもしれません。
そして、40分も列に並んでありついた昼食。

(メイン(2種類から選択)、前菜1品(サラダ数種から選択)、デザート1品(フルーツ、ヨーグルト、チーズなどから選択)、そして顎がしっかり発達しそうなパン)
今日8月1日から値上げだそうです。2.75ユーロから2.80ユーロ(約460円)へ、50サンチームの値上げ。一年前にもやはり50サンチームの値上げがありました。50サンチームといえば、8円ちょっとですから、たいした額ではないのですが、率でいえば18%。公共交通機関の1ヶ月定期も7月に52.5ユーロから53.5ユーロ(約8,800円)へ値上げ。通信関係にも一部値上げが。円安に、物価上昇では、日本からの留学生も大変です。留学期間を短縮した人もいるほど―――。
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