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新海誠監督「日本のアニメは韓国の作画スタジオと切り離せなく、韓国のスタジオがなければ一本のアニメを作ることが困難で大きな部分を韓国に担ってもらっている」と語った。

2017-02-14 08:14:27 | アニメ
劇場アニメーション『星を追う子ども』 [Blu-ray]
監督新海誠 主演金元寿子
メディアファクトリー


 新海監督が2月9日SBSの番組に出演した際の
「僕たちは本当に近くに住んでいて、隣の国に住んでいて、いろんな価値観を共有していると思うんですね。韓国の皆さんがおいしいと思うもの、美しいと思うものって、同じように美しいもの。同じように、僕たちが楽しいと思う映画は、韓国の人にとっても楽しんでもらえるという自信を今回とてもいただきました」
という発言に注目が集まっている。

加えて
「10年前から僕のスタジオにはメインスタッフのひとりとして、韓国人の女の子がいてくれています。あと、日本のアニメーションそのものが韓国の作画のスタジオとは切り離せないというか、韓国のスタジオがなければ一本のアニメーションを作ることが困難です。大きな部分を韓国に担っていただいています」
とも発言し、日本のアニメーションが韓国の制作現場との共労関係にあることを示した。

私は「君の名は。」はまだ観ていない。
個人的には新海作品では宮崎駿的演出全開で金元寿子さんの魅力ある声に彩られた「星を追う子ども」(Children who Chase Lost Voices from Deep Below)がお気に入りである。
明日菜の母 声 - 折笠富美子
森崎 リサ 声 - 島本須美
と脇役を実力派で固めているのも、声優オタクとしては嬉しいポイントだ。

 1960年代から日本のアニメーターが育成のために韓国に渡り指導を行ってきたとされる。
1995年に私がソウルに行ったときには、日本アニメは公的には禁止されていたが、露天商達は宮崎アニメのパッケージを並べて販売していた。宮崎アニメのムック本も並んでいた。大手書店では「ウィンダリア」だけが置いてあった。物語の内容は南北対立を隠喩している訳ではないのだが、韓国側としては「販売しても良い」と考えたのだろう。

 ジャパニメーション自体が日中韓三国同盟で成立している側面があり、文化を通じた交流によって、より良き関係を築くことが出来れば良いと思う。


参考
http://blog.esuteru.com/archives/20009345.html


新海 誠Walker ウォーカームック
KADOKAWA/角川マガジンズ


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