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Snapdragon835でフルスペックのWindows10が動く日

2017-01-09 15:18:08 | スマホ
Snapdragon (English Edition)
JMS Books LLC



 Snapdragon835が発表された。Sumsungの10nm FinFETプロセスで製造される製品になる。ゲート長も短くなるので、28nm→20nm(or16nm)よりも大幅なシュリンクになると言われている。パッケージサイズはSnapdragon 820から35%も小さくなり、消費電力も25%カットされる。パッケージサイズ縮小でバッテリースペースの拡大が見込め、スマートフォンの連続稼働時間増が期待されている。

 既にMicrosoftはARMベースのプロセッサ「Qualcomm Snapdragon821」で動くWindows 10を発表している。Win32(x86版)各種アプリが動作する。Windows RTではWin32アプリが使えなかったが、ARM版Windows10では稼働アプリの制限は基本的には無い模様だ。

 SnapdragonはSoCに通信機能も内包しており、LTE通信時の消費電力がそれほど増加しないと言われている。頻繁にLTE通信するモバイル端末でのSnapdragonの優位性高い。

 モバイル系での入力端末はSnapdragon835+Windows10が主流になっていくと思われる。今年には、製品が市場に投入される事を願いたい。



参考
世界初の10nmプロセスで製造される次期ハイエンドSoC「Snapdragon 835」は前モデル比で20%高速化・35%小型化・25%省電力化
http://gigazine.net/news/20170109-snapdragon-835/
「Snapdragon 835はCPUコア「Kryo 280」を8つ搭載するオクタコア。4つのKryo 280を1つのクラスタとして制御するデザインで、1.9GHzの省電力コアと2.45GHzの高速コアを組み合わせるbig.LITTLE構成を採用することで、Snapdragon 820比で20%の速度アップを実現しているとのこと。また、新GPU「Adreno 540」によってグラフィック性能はSnapdragon 820比で25%アップし、OpenGL ES 3.2・OpenCL 2.0・Vulkan・OpenCL 2.0・DirectX 12をサポートし、4K/60fpsのムービー再生も可能。」

ARMベースのプロセッサSnapdragonで動くフル機能のWindows 10登場、Win32アプリがサクサク動くデモも披露
http://gigazine.net/news/20161209-windows-10-snapdragon/

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