慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

憲法誕生時にしかけられた罠(3)(WGIP・教職追放)

2021年01月04日 | 憲法
🌸憲法誕生時にしかけられた罠(3)

⛳愚民化政策
 ☆GHQによる占領政策は、今なお影響を与え続けている
 ☆WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)
 *戦争に対する罪悪感を日本人に扶植することを目的とした宣伝計画
 *第九条と同様に、2度とアメリカに戦いを挑んでこないようにする政策
 ☆GHQは、WGIPで
 *「戦前の日本は悪い国だった」
 *「日本はアジアの国々を侵略して迷惑をかけた」考えを植えつけた
 ☆GHQは「3S政策」も実施
 *アメリカの映画やドラマ、野球、ポルノなど
 *日本人を夢中にさせ、言うならば日本人の愚民化政策
 ☆戦後は、戦前を肯定的に語ることはタブー視された
 *それは、WGIPで植え付けた結果である
 (日本人は、戦前の政府要人や軍人に対して反感を抱く)
 (戦前日本は悪い国だったと思うようになる)
 ☆国民の多くが自虐史観に洗脳される

⛳教職追放と日教組
 ☆GHQは「教育民主化」という名のもとに教職追放を行なう
 *愛国的・保守的な思想を持っていた人の排除
 ☆GHQの意向に沿った教育が実施された
 *戦前日本は軍国主義で侵略戦争をしたという自虐史観教育
 ☆自主退職も含めて約12万人もの教職員が教育現場を去る
 *その多くは保守的な人物で、戦前の師範学校出身者が多かった
 ☆教育界は一気に左傾化し、自虐史観教育が公然と行なわれる
 ☆戦後直ぐに日本教職員組合(日教組)が設立された
 *日教組、教育のためと称し、今も左翼系運動を展開している
 *日教組の中央役員を務め、委員長を歴任した槙枝元文氏
 (北朝鮮に何度も訪問し、金日成への尊敬の念を公言した)
 ☆彼らに教えられた子供たちがどうなったかは

今も残る、公職追放の影響
 ☆GHQは、教職追放に続いて公職追放を実施した
 *GHQにとって目障りな人物を追放した
 *衆議院議員の鳩山一郎氏追放された
 (アメリカの原爆投下に批判的とも取れるコメントをしたため)
 ☆日本国憲法の制定にあたって国会を召集した際
 *保守政党である日本進歩党に所属する衆議院議員
 (274人の内260人が追放された)
 *日本社会党や日本共産党はGHQの支援を受けた
 (GHQの政策を批判する政治家はほとんどいなくなる)
 ☆追放では、公務員以外でも民間企業からも追放される
 *新聞の編集者・記者も追放されている
 *代わりに採用されたのは、GHQが推薦する人物
 *映画界や出版界も左傾化していく
 ☆公職追放で、各業界で自虐史観を植えつける洗脳がスタートした
 *洗脳は現在に至るまで続いている
 *日本国憲法を改正できない大きな要因
                    (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『百田尚樹の日本国憲法』












憲法誕生時にしかけられた罠(3)(WGIP・教職追放)
(ネットより画像引用)
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哲学書8(『存在と無』&『野生の思考』)

2021年01月04日 | 哲学
🌸哲学書8(『存在と無』&『野生の思考』)

⛳『存在と無』概論(著者サルトル)
 ☆人間の存在を意識としてとらえる
 *その構造を明らかにしようとした作品
 ☆サルトルによると、意識とは常に対象を必要とするもの
 *サルトルは、即自存在と対自存在という2つの概念を掲げる
 ☆自分という存在
 *常に否定により、自分から脱することのできる存在
 *この点が物との大きな違い
 ☆無を生み出すことで自分から脱するその状態
 *サルトルは、それを「自由」と呼ぶ
 (椅子や机のような物には自由がない)
 ☆「自己欺瞞」は、自分が自由であることを自分自身に対して偽ること

🐬サルトルが述べる自由の意義
 ☆自由の意味とは、何でもできるということではない
 *常に何らかの状況に縛られた人間
 *何かをしようと思うことが自由
 ☆自分が、与えられた状況に意味を与えること
 *それを、自分から働きかけるという意味
 ☆世界に意味を与えようとすること
 *人間にとり自由にほかならない

⛳『野生の思考』概論(著者ストロース)
 ☆『野生の思考』で著者ストロースの指摘
 *構造の視点で見ると、近代の文明が必ずしも正しいものではない
 *筆者は、未開人の思考法に着目した
 ☆未開人の思考は粗野で単純なのではなく、発想が異なるだけ
 *未開人の知識欲のほうが均衡がとれている
 ☆文明社会は常に激しい変化を求める「熱い社会」
 ☆未開社会はほとんど変化のない「冷たい社会」

🐬『野生の思考』訴求したい点
 ☆未開社会の稚拙な発想として文明の外に追いやられた野生の思考
 *近代科学と同じ合理的な科学であることを指摘した
 ☆筆者ストロースは主張する
 *近代科学が特定の時代と文化に固有のものである
 *野生の思考のほうがより普遍的である
 *野生の思考は具体的で感性的、現代科学の特性は抽象的で理性的
 *感性の思考と理性の思考
 *互いに排他的なものではなく、統合されるべきもの
                    (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『教養としての哲学』





哲学書8(『存在と無』&『野生の思考』)
(ネットより画像引用)
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『悲しき熱帯』27(世の中の仕組みを俯瞰する)

2021年01月04日 | 文学
🌸『悲しき熱帯』27(世の中の仕組みを俯瞰する)

 ☆民族学と構造主義の輝かしい出発点
 ☆人間の考えや行動は「構造」に支配されている
 ☆先住民族の研究からたどり着いた画期的視点

 ☆著者、クロード・レヴイ=ストロトス

⛳『悲しき熱帯』著者のプロフィール
 ☆フランス国籍のユダヤ教徒
 ☆筆者が、ポルトガルの支配下のブラジルを旅していて気付いた
 *サンバの源流は17世紀頃から始まっていた
 *ボサノヴァの音楽、1950年代に生まれた音楽の類似性
 *筆者は、先住民族と出会い、その事実を本書に刻む
 (南アジアも旅し、ヒンドウーやイスラムの世界にも触れてる)
 ☆西洋文明が破壊してきた″未開″とされる地
 *各地で先住民族が「野性的な知」で、豊かな生活を営んでいる
 *それらが西洋中心主義で、蹂躙されているという現実
 *島のルールの「構造」を乱した点を分析した
 ☆筆者は、旅を終えた後は、ナテスを恐れアメリカヘ亡命する
 *ネイティブ・アメリカンのフイールドワークを続けた
 ☆筆者は、マルクス主義を経て、社会主義運動に加わる
 ☆『悲しき熱帯』日本での初版本は77年「新世界」への旅
 *先住民族の顔・子どもたちが描いた動物の絵、景色が広がる
 ☆ブラジルの先住民族は100万人~300万人いたとされる
 *現在では、民族が消滅したケースもあり人口は20万人ほど
 *筆者が、出会った民族に子孫はどうなつているのだろう

⛳『悲しき熱帯』の筆者のその後の評価
 ☆『悲しき熱帯』
 *民族学・人類学・言語学や宗教学・神話学など網羅する
 *「構造主義」という20世紀の要となる思想へと繋がる
 ☆私たちの社会や文化には
 *目に見えない「構造」というものがあるのでは
 *自由にふるまう思想は、60年代後半以降「ポスト構造主義」へ
 ☆日本では、ポストモダンから80年代のニューアカデミズムヘ結実する
                    (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』


『悲しき熱帯』27(世の中の仕組みを俯瞰する)
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