慶喜

心意気
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清王朝(14-1)(「名君」が続いた王朝)

2021年01月20日 | 歴史
🌸清王朝(14-1)(「名君」が続いた王朝)

優秀な皇帝たちに支えられて繁栄
 ☆明に代わって中国を統治した清王朝は、漢民族の国ではない
 *女真族が漢民族を支配して建てた国家
 ☆清は約300年間も中国を統治するという長期安定政権となる
 ☆「よそ者」が長期安定政権を築けた理由
 *中国史上まれにみる名君が、建国以来6代続いたのが大きな要因
 *清王朝は、非常に幸運だったといえる

「色分け」された軍隊をつくった初代皇帝
 ☆清の初代皇帝とされるヌルハチ
 *ヌルハチの時代は「清」と名乗らず「金」と名乗る
 ☆ヌルハチが行った特筆すべきは、軍隊の色分け
 ☆軍隊を8つに分け、部隊ごとに色の違う旗を持たせた
 *この制度は八旗制という
 ☆軍隊を色分けし、色ごとに命令を出す
 *戦場での混乱が避けることが出来た

 *当時は、非常に画期的で効果的な施策だった

⛳2代目皇帝が「清」に改名
 ☆2代目のホンタイジは国号を「金」から「清」する
 *「金」は漢民族にとり屈辱的な国名だった
 *漢民族を支配しやすい名前に変えた
 *「女真族」の「女真」も「満州」に改めた
 *ここから、中国東北部を「満州」と呼ぶようになる
 ☆ホンタイジは、朝鮮にも出兵して勝利した
 *明に引き続いて朝鮮に属国になることを約束させた
 ☆ホンタイジの時代に、領域が大幅に拡大した

⛳3代目皇帝が中国国内に進入
 ☆3代目の順治帝の時代、明を倒した李自成を討つ
 *万里の長城を超えて北京を手に入れる
 *幸自成に勝利したことにより、清は明朝の仇を討った
 *明の正式な後継国家のポジションを獲得
 ☆清は、「アメとムチ」を使い分ける統治をした
 *女真族の風習の髪型を漢民族男性に強制する統治をした
 *一方で、中国内の明の役人をそのまま採用
 *満州族の役人と分け隔てなく同じ地位に就かせる
 ☆明の末期の重税を改め、“優しい"統治も並行して行った
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界史の教科書』


清王朝(14-1)(「名君」が続いた王朝)
『世界史の教科書』記事より画像引用)
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『中世の秋』(32)(世の中の仕組みを俯瞰する)

2021年01月20日 | 歴史
🌸『中世の秋』(32)(世の中の仕組みを俯瞰する)

 ☆中世の残虐と敬虔を「秋」としてとらえ叙事的に回顧した本
 *著者は、のちに反ナチス・レジスタンスとなる
   ☆二十世紀最高の歴史家が描いた「中世の秋」
 *中世人の意識と中世文化の生活と思考を精細に描いた不朽の名著
 ☆著者、ヨハン・ホイジンガ

⛳『中世の秋』著者のプロフィール
 ☆ホイジンガが住むオランダ
 *二度の世界大戦ではいずれも中立を表明
 *第一次世界大戦では戦火を逃れた
 *第二次世界大戦ではナチスに侵攻され国王はイギリスヘ亡命
 (国内は親ナチスのフアシストに支配される)
 ☆本書は、14~15世紀の中世の文化・生活・思考を探ったもの
 *キリスト教信仰、神秘主義、芸術と美的観念、騎士道、身分社会等
 *死のイメージについても論じる
 ☆科学的な価値を維持しているが、主観的な歴史解釈で書かれた

『中世の秋』での残虐と敬虔の説明
 ☆いつの時代も一層美しい世界へと憧れるものである
 *混乱した現在への絶望と苦痛が深まるほど、
 *ますますその憧れは激しいと記す

 ☆人間を取り巻く文化は自然が支配している
 *自然の中には悪魔が潜んでいるのではないか
 ☆自然の分析を科学と呼ぶなら
 *近代科学は悪魔についての考察を内包しているのでは?
 ☆自然・悪魔・科学と文化の関連性
 *ホイジンガは「秋」という季節に喩える
 ☆執筆後、筆者は反ナテス・レジスタンス運動に身を投じる
 *収監・釈放されたあとも、軟禁されたまま死に至る
 ☆21世紀の現在は、筆者が述べる「秋」なのだろうか
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』


『中世の秋』(32)(世の中の仕組みを俯瞰する)
(ネットより画像引用)
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哲学との関連知識(3)(日本思想に関する知識)

2021年01月20日 | 哲学
🌸日本思想に関する必須知識

⛳狭義の日本哲学
 ☆神道、仏教、儒学、国学は、私たちにはなじみがある
 ☆狭義の日本哲学は、あまり学ぶ機会がなくなじみがない
 ☆狭義の日本哲学とは、京都学派の創設者西田幾多郎
 *「無の哲学」に象徴される
 *西洋の「有の哲学」に対抗するものとして考案された思想
 ☆西洋の価値の限界を超える試みとして有効である

和辻哲郎の倫理学
 ☆和辻倫理学とは、和辻の独自の倫理学体系
 ☆西洋の哲学を乗り越えるべく日本特有の思想
 *「間柄」という人間の関係性、「風土」に着目した
 ☆西洋哲学的な正しさの限界に対するオルターナティブとして
 ☆和辻の思想を位置付けることができる
 ☆「弁証法」
 *ある事柄「正」に対して生じた問題「反」を切り捨てる発展させる
 *より完璧な状態「合」を生み出す論理
 ☆「和の弁証法」
 *日本の場合は常に外来思想を「反」として取り込む
 *新たな哲学「合」を生み出してきた
 ☆なぜ日本では、このようなことが起こるか?
 *日本人は「和」を求める国民だから、外来思想も取り込む
 *ハーモニーを奏でようとする思想が、「和の弁証法」を可能にする
 ☆日本哲学は、「和」に貫かれた強靱な思想である
 *西洋哲学の正しさに対するオルターナティブたり得る
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『教養としての哲学』


哲学との関連知識(3)(日本思想に関する知識)
『教養としての哲学』記事より画像引用)
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中国、研究者へ破格の報酬とポストを用意

2021年01月20日 | 韓国・中国
🌸「日本人科学者」を誘う中国千人計画の凄昧

 ☆復旦大学教授に就任した服部素之氏
 ☆5年間で1億円以上の研究費に加え10人もの研究員持つ待遇

⛳日本では、考えられない不可能な環境で
 ☆技術・情報を巡る米中対立がエスカレートしてる
 *日本は遅れていた経済安保に取り組み始める
 *中国と技術覇権を巡って対立を深める米国
 *日本の対中姿勢は腰が定まっていないと苛立つ
 ☆日本国内外で博士号を取得した大学の研究者等
 ☆中国の「千人計画」
 *高給でリクルートする、中国に対しての日本のスタンス
 *千人計画に応募して上海・復旦大学教授に就任した服部氏を取材
 *NHKのドキュメンタリー番組がに放映された
 *服部氏は復旦大学から5年間で1億円以上の研究費を提供される
 *更に10人もの研究員や学生を従えていた
 ☆服部教授は番組で語る
 *日本では私より業績のある同僚でも、研究室を持てない人多数いる
 *日本だとほぼ不可能な環境
 ☆日本の大学などでは研究ポスト見つかり難い
 *日本人研究者、千人計画に乗ってしまう理由になっているのでは

⛳中国在留の研究者は約8千人
 ☆国立天文台の梶野敏貴教授
 *北京航空航天大学の某研究センターの初代所長に就任
 *提示された年俸は、中国で働く他の教授を上回っていたと言う
 ☆中国で研究する日本人の増加は続いている
 *中国に在留する研究者は約8千人にのぼる
 ☆千人計画を利用して中国は、世界で候補者をリクルートしている

⛳日本、年間230万円で人材流出防げるか
 ☆米国が最近、「千人計画」に厳しい対応に出ている
 ☆中国の千人計画に関し「中国製造2025」発表
 *次世代情報技術など10の重点分野と23品目を改定する
 ☆中国は、建国100年を迎える2049年
 *「千人計画」は、世界の製造強国を目指す長期戦略の根幹となる
 ☆米国は「千人計画」の「中国製造2025」に警戒心を強めている
 ☆日本の菅政権は先進分野の研究を支援する
 *先進分野を専攻する院生約1千人へ
 *生活費や研究費として1人あたり年230万円程度を支給する
 *この程度で優秀な人材の流出が防げるのだろうか
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『THEMIS1月号』


中国、研究者へ破格の報酬とポストを用意
『THEMIS1月号』記事より画像引用)
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