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哲学書8(『存在と無』&『野生の思考』)

2021年01月04日 | 哲学
🌸哲学書8(『存在と無』&『野生の思考』)

⛳『存在と無』概論(著者サルトル)
 ☆人間の存在を意識としてとらえる
 *その構造を明らかにしようとした作品
 ☆サルトルによると、意識とは常に対象を必要とするもの
 *サルトルは、即自存在と対自存在という2つの概念を掲げる
 ☆自分という存在
 *常に否定により、自分から脱することのできる存在
 *この点が物との大きな違い
 ☆無を生み出すことで自分から脱するその状態
 *サルトルは、それを「自由」と呼ぶ
 (椅子や机のような物には自由がない)
 ☆「自己欺瞞」は、自分が自由であることを自分自身に対して偽ること

🐬サルトルが述べる自由の意義
 ☆自由の意味とは、何でもできるということではない
 *常に何らかの状況に縛られた人間
 *何かをしようと思うことが自由
 ☆自分が、与えられた状況に意味を与えること
 *それを、自分から働きかけるという意味
 ☆世界に意味を与えようとすること
 *人間にとり自由にほかならない

⛳『野生の思考』概論(著者ストロース)
 ☆『野生の思考』で著者ストロースの指摘
 *構造の視点で見ると、近代の文明が必ずしも正しいものではない
 *筆者は、未開人の思考法に着目した
 ☆未開人の思考は粗野で単純なのではなく、発想が異なるだけ
 *未開人の知識欲のほうが均衡がとれている
 ☆文明社会は常に激しい変化を求める「熱い社会」
 ☆未開社会はほとんど変化のない「冷たい社会」

🐬『野生の思考』訴求したい点
 ☆未開社会の稚拙な発想として文明の外に追いやられた野生の思考
 *近代科学と同じ合理的な科学であることを指摘した
 ☆筆者ストロースは主張する
 *近代科学が特定の時代と文化に固有のものである
 *野生の思考のほうがより普遍的である
 *野生の思考は具体的で感性的、現代科学の特性は抽象的で理性的
 *感性の思考と理性の思考
 *互いに排他的なものではなく、統合されるべきもの
                    (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『教養としての哲学』





哲学書8(『存在と無』&『野生の思考』)
(ネットより画像引用)

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