アメリカが関心を失い、混乱する中東(6)
中東では、「次のシリア」が生まれようとしている
☆アフリカ北部に位置するリビア
*民主化運動をきっかけにカダフィ政権が崩壊した
*リビアは、国は東西で分裂状態になっている
*リビア情勢を悪化させているのが外国による介入
*ロシアとトルコはここでも対立関係になっている
☆アメリカが中東で急速に影響力を失う
*中東への関与を強めるロシアとトルコ
*中東の覇権を握るのはどの国なのか
敬虔なイスラム国家サウジアラビアが”キャラ愛”
☆中東での存在感を誇示したいサウジアラビア
*イスラム教スンニ派の大国で、反イラン、親アメリカ国家
☆サウジアラビアが大きく変わり始めている
*「自国第一主義」のトランプ大統領
*アメリカ軍の中東からの撤退を進めている
*「IS」掃討でアメリカ軍に協力したクルド人勢力を裏切る
(選挙中の公約のアメリカ軍撤退を優先)
☆アメリカがエネルギーの自給率を高めている
*サウジアラビアからの石油に頼る必要はない
☆アメリカがサウジアラビアの同盟国であり続ける保証はない
☆サウジアラビア
*イスラム教スンニ派でも厳格な「ワッハーブ派」の国
*宗教戒律が多く飲酒や喫煙は禁止、映画も禁上
*偶像崇拝も禁止だが、日本のアニメが大人気
☆サウジアラビアは改革開放に向けて舵を切った
中東は、トランプからブーチンヘ中東の覇権移譲
☆ヨーロッパでEV化み、ヨーロッパにも石油が売れなくなる
☆大胆な文化・宗教改革を進めるのが、ムハマンド皇太子
*ムハンマド皇太子の急激な改革に異を唱える人もいる
*皇太子は、保守的なイスラム法学者5000人を追放した
*皇太子に反対する王族を汚職対策といって捕まえた
*抵抗勢力を一掃し権力固めている
☆サウジアラビアに接近しているのがロシア
*ロシアが中東での影響力を増している
☆トランプはプーチンに頭が上がりません
*ロシアに中東の覇権を譲ったかのようにも見える
(敬称略)
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出典、『世界の大問題Ⅱ』
アメリカが関心を失い、混乱する中東(6)
(『世界の大問題Ⅱ』記事、ネットより画像引用)