🌸海外首脳たちのこと6
⛳安倍晋三豪州のアボット首相を語る
☆知日派の首相ハワード
☆ハワード政権で閣僚を務めていたアボット
☆毎年スイスで開かれているダボス会議
*アボットは、私に首脳会談を求めてきた
*私は前年靖国神社を参拝していた
*「歴史修正主義?面倒だな」と思って断った
*豪州側は「短時間でも会いたい」と強く言ってくる
*仕方がないので短時間会った
☆アボツトは開口一番「これだけは伝えたかった」と言った
*日本の戦後の平和国家としての歩み
*世界からもっと評価されるべきだ
*日本は過去の出来事において謂れなき批判を受けている
*日本は安全保障分野でもっと貢献すべきだと思う
*協力していこうと言う
☆私はびっくりした
☆この短い会談が、その後の経済や安全保障の連携強化に繋がる
☆アボットに好感を持った私
*彼が来日した時、外国首脳として初めて
*NSCの会合に彼をゲストとして招いた
☆首脳会談では、アボットが潜水艦を新型に切り替えるつもりだ
*日本の潜水艦の建造技術は高い
*協力してもらえないかと打診してきた
*この潜水艦の協力計画は、実現させたかったのですが
*ターンブル政権に交代しフランスの計画に敗れた
☆海外の首脳と親しくなると、内政の相談を受ける
*トランプやアボットがそうでした
☆豪州は、4人に1人が外国生まれという移民国家
*移民を受け入れすぎて、都市部の住宅不足問題などが起きている
☆アボットは私に、移民抑制策をどう思うかと聞いてきた
*移民を受け入れていない国の私が
*偉そうなことを言うわけにもいかない
*こうしたらどうですか、くらいのことしか言えませんでした
*私を信用してくれているんだなと思い嬉しかったです
☆北海道・ニセコ町でスキーを一緒にやりたいと言ってくれた
☆彼は支持率が低く退陣した
⛳安倍晋三語る(アボットには助けられた面もあったと)
☆東アジア首脳会議が開かれた際
*私とアボットとブルネイの国王の3人で雑談をしていた
*中国の李克強首相がやってきた
(当時は日中関係が冷え切っていた)
☆李克強は、ブルネイの国王とアボットと握手をし話をした後
*私を無視するわけにもいかず握手を求めてきた
☆私が「日中関係を改善していきたいと思います」と言ったら
*李は「歴史を鑑として、未来に目を向ける精神が大切」と言った
☆横にいたアボットが李に向かって述べた
*歴史を鑑とするのは結構だが
*過去にとらわれたらいけない
*李は不愉快そうな顔で立ち去って行った
☆アボットは「俺はピースメーカーの役割を果たせた?」と笑って言う
⛳安倍晋三豪州のターンブル首相を語る
☆ターンブルが中国に寄っていた
*彼は取っつきにくいタイプでした
☆日豪の関係を強化したかった私
*諦めずに首脳会談のたびに中国の危うさを訴えました
☆彼が子どもの頃、 一番好きだったテレビ番組
*日本の連続時代劇『隠密剣士』
☆ターンブル来日した時、
*「日本で忍者に会えるかと思っていた」に「残念だ」と
*ジョークを言っていました
☆日本のサブカルチャーの発信
*そんな以前から行われていたことには驚いた
⛳安倍晋三豪州モリソン首相を語る
☆モリソンが首相に就任した頃
*私は国際社会で一定の発言力を持っていました
☆モリソンは私のことを「メンター」先生と呼び
*「私の外交アドバイザーは日本の安倍総理だ」とまで言った
*自由で開かれたインド太平洋構想や
*日米豪印の協力などが彼の考えに合致していたのでしょう
☆日豪首脳会談で、私は商業捕鯨再開について
*私は「対象は、そちらの庭先、 南太平洋ではない」と発言し
*日本の領海と他的経済水域と言って理解を求めた
☆モリソンは非常に物言いがストレート
*「日本はIWCを脱退すればいい」と言う
*私は率直な発言に驚きましたが
*結局、日本はIWCを脱退した
(敬称略)
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⛳出典、『未来の年表』
豪州の首相(アボット・ターンブル・モリソン)
(ネットより画像引用)