慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「京都市破産の危機」「中国人」「古都保存協力税」

2023年12月21日 | 日本
🌸京都市「破産」の危機

 ☆世界中から観光客が殺到する京都の多額の市債残高
 ☆中国勢の京都市の不動産や老舗旅館、町家などの買収が問題
 ☆京都市の財政を圧迫しているのが、市営地下鉄東西線
 *1日4千万円以上の赤字を垂れ流す
 ☆京都市、寺社仏閣に固定資産税が掛からない構図も財政難の要因
 *人口の約10%が学生で納税義務者の比率が低い
 ☆京都市「古都保存協力税」復活が急務

⛳京都市観光客は4千360万人を超えた
 ☆昨年の京都市への観光客数は、4千361万人
 ☆経済波及効果は1兆1千40億円にも及ぶ
 *京都市のインバウンド効果更に大きなものになるのは確実
 ☆京都市、「財政再生団体」転落への危機が迫っている
 *市債残高は1兆3千424億円、将来負担比率も約200%
 *全20政令指定都市の中で最悪という悲惨な状態
 *02年度から慢性的な財政不均衡に陥り
 *将来の借金返済のために積み立てた減債基金も切り崩し続けてきた
 *原因は、バブル期の大規模投資と放漫財政を続けたこと
 ☆市の財政を圧迫しているのが、97年開業の市営地下鉄東西線だ
 *利用客は当初見込に満たず、1日4千万円以上の赤字を垂れ流す

門川市長は「不出馬」を表明
 ☆市営地下鉄は初乗り運賃「全国一」高い地下鉄で有名
 ☆京都市は、人口の約10%が学生で納税義務者の比率が低い
 ☆寺社仏閣に固定資産税が掛からないという構図も財政難の要因
 ☆21年、京都市役所を約159億円も掛けて大規模改修工事を行い
 *豪華な″茶室”や、議場の壁面には高価な織物を直接貼りつける
 *明らかに無駄なものも多い
 ☆現在、京都市長を務めるのは、門川大作氏
 *現在4期日で15年に亘り市政を担う
 ☆今後、市民サービスが低下する影響で、人口減少が続く可能性が高い
 ☆門川氏も次期市長選(24年)には不出馬を表明
 *『財政再生団体』になる処理を行う恐れもあるなか
 *責任逃れで不出馬を決めた(市議会関係者)と

「古都保存協力税」復活が急務
 ☆「オーバーツーリズム」とともに問題になっているのが
 ☆中国勢の京都市の不動産や老舗旅館、町家などの買収が問題だ
 *買収攻勢を掛けているのが、中国の投資会社「蛮子投資集団」だ
 *平安神宮や北野天満宮近くの土地も手に入れ
 *「蛮子民宿岡崎」「蛮子民宿上七軒花」などの宿泊施設も展開
 *中国人観光客を呼び寄せている
 ☆近年、後継者がいない寺院をM&A動きが活発化している
 *中国企業がダミー企業を通して買収するケースが確認されている
 *宗教法人は税の優遇措置が受けられる
 ☆中国の習近平体制に嫌気が差した共産党幹部や中国人富裕層
 *『マネーロンダリング』の一環として利用したい思惑もあるようだ
 *京都市では左京区にある『京都華僑総会』が司令塔となっている
 ☆京都市の財政難を克服するには「古都保存協力税」
 *鑑賞者から寺社仏閣を通じて税を徴収する制度があった
 *京都宗教界の猛烈な反発で廃止された経緯がある
 ☆一定規模以上の寺社仏閣からは
 *観光業の果実を市のインフラ整備や子育て支援に活用するために
 *徴収・分配する仕組み作りが急務だ
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『THEMIS12月号』




「京都市破産の危機」「中国人」「古都保存協力税」
(『THEMIS12月号』記事、ネットより画像引用)
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「反権力の神話」「ファシズム」

2023年10月25日 | 日本
🌸日本に必要なのは「反権力」でなく「反空気」だ

 ☆日本にまん延する「反権力」

「軍部の暴走」のステレオタイプ
 ☆古い感覚の人、「権力が暴走する」と言いたがる
 *「権力批判」の根っ子にあるのは、大平洋戦争だろう
 ☆「軍部が暴走して無意味な戦争をした」という
 *ステレオタイプな説明、新聞記事等に、いまでもあふれている
 ☆「軍部の暴走」というのは本当なのではない
 *多くの人が、今度の戦争でだまされていたという
 *おれがだましたのだといつた人間はまだ一人もいない
 *新聞は自分たちが戦争を煽ったことをすっかり忘れて
 *軍部にすべての責任を押しつけている
 ☆「自己反省が生まれない」のは新聞だけではなく。国民も同じだ
 *真珠湾攻撃で開戦したとき、多くの国民は快哉を叫んだのだ

⛳東條英機はヒトラーではなかった
 ☆太平洋戦争は、感動とともに明るく始まった
 *ポツダム宣言受諾と終戦
 *新聞も国民も自分たちが熱狂したことはすっかり忘れ
 *だれかに責任を押しつけたくなった
 *軍部に責任をなすりつけることにした
 ☆「私たちはだまされていた」
 *「みんな軍が悪い」思い込みだけが膨れた
 ☆戦争の責任はだれにあったのか
 *日本には、ヒトラーと並び称される東條英機がいた
 *東條は、戦争を遂行した独裁者のように思われた
 ☆戦争中の日本の責任体制
 *内閣・統帥部・軍政という3つのパワーがあった
 *東條は、内閣・統帥部・軍政のすべてのトップに立っていた
 *東条は、権力を自分に集中させるのではない
 *自分が判断して決定する事無く、ひたすら現場の調整にまかせた
 *東条は、まことに日本的な、調整型リーダーと言える


戦争への道は「空気」が決めた
 ☆ガグルカナル島では、アメリカ軍の猛烈な攻撃を受けた
 *多くが餓死して凄惨な戦場になった
 *統帥部はそれでもがむしゃらに作戦の継続を主張する
 *東条は統帥部の主張に反して、守備隊を撤退させようとした
 ☆東條英機についてその時の官僚は語っている
 *東條さんは決して独裁者でなく、その素質も備えてはいない
 *小心でくよくよの性格
 ☆東条英機が独裁者でない
 *戦争の泥沼へと引き込んだのは、その時代の「空気」である
 *戦争責任が負わせられるべきなのは「空気」なのである
 ☆日本は、ドイツのように独裁政権が暴走して
 *戦争への道が開かれたのではなかった
 ☆日本は、リーダーシップ不在であり
 *そのときの空気に押し流されてしまう政治だった
 *その結果、日本は暴走してしまったのである
 ☆日本はファシズムの通念、戦後の日本に根付いていった
 *しかし、日本はファシズム化に失敗したというべきである
 *日本のファシズムとは、未完のファシズムである

現代日本、強いリーダーシップに拒否感を抱く人多い
 ☆総理大臣が少しでも強い意思表不をすると
 *「権力の暴走だ」「横暴だ」と騒ぐのが典型的なパターンだ
 *テレビや新聞の報道はそういうものばかりである
 *そういう人たちやメディアは「反権力」を標榜していることが多い
 ☆日本に必要なのは、反権力ではなく「反空気」である
 *空気は勝手にさまざまな決定をし、なんの責任もとらず
 *雲や霧のようにあっという間にどこかに消えていってしまう
                      (敬称略)
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⛳出典、『「神話」解体』




「反権力の神話」「ファシズム」
(ネットより画像引用)
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「20世紀の古くさい神話」「1970年代のステレオタイプ」

2023年10月20日 | 日本
🌸日本を停滞さる「20世紀の古くさい神話」

 ☆百田尚樹さん「日本保守党」立ち上げましたね
 ☆名古屋の河村市長も賛同し連携していますね

まえがき
 ☆「21世紀」は驚くほどのテクノロジーに彩られている
 *手のひらにのるスマートフオンは日常生活を支えている 
 *自動車は無人運転、対話型人工知能の登場
 ☆先端テクノロジーは、驚くべきスピードで進化している
 ☆現実の日本社会には
 *古くさい「神話」のようなものが鎮座し
 *政治や経済や社会をジャマしている

⛳「市民目線」はいかにあやしく不確かか
 ☆庶民のほうが政治家や官僚、経営者より健全で正しいとの幻想
 *20世紀の頃にはたしかにあった
 *日本の政治は「五十五年体制」と呼ばれ
 *そこに一般社会の普通の人たちが入り込む余地はなかった
 ☆権力のトライアングルに対抗するかたちで
 *「市民目線」「庶民感覚」を盾にするというのは
 *当時としては決して間違いではなかった
 ☆その対立構図を、半世紀以上も経った現在も
 *大事に抱えてしまったままでいいのか?
 *市民目線がいかにあやしく不確かなものであるか?
 ☆それを象徴する作品『12人の優しい日本人』という戯曲
 *陪審員である12人全員が最初から「無罪」に賛同している
 *「日本人は調和を愛する」「日本人は遠慮がちで優しい人たち」
 *日本人の自己イメージで、映画は”大ヒット”し評価も高かった
 ☆以前の裁判、検察官の求刑より軽い判決になるのが常識だった
 *裁判員制度で、求刑より重い判決が出るということが起きている
 *検察が無期懲役の求刑をしている「一人を殺した」被告へ
 *死刑判決を下した事例もある
 *日本人でも、見知らぬ他人に対しては苛烈になれてしまう
 ☆20世紀の頃は大企業は終身雇用制が当たり前
 *共同体意識がまだ健在だった
 *共同体の中では日本人は他者をいたわるとたしたちは信じていた
 *しかし共同体の外の人間に対しては、実は苛烈な意識を持っていた
 ☆「庶民感覚」には、実はこういう苛烈さが潜んでいる
 *盲目的に「庶民感覚だから良い」と信じられるのは
 *20世紀の幻想だったのである

テクノロジーを怖がるステレオタイプ
 ☆高度成長は日本の工業化を一気に推し進めた
 *環境を保護する対策が追いついていなかった
 *工場は有害物質の混じった廃水を河川に垂れ流し
 *水俣病などの公害病を発生させた
 *大気汚染もひどく、四日市ぜんそくなどが各地で問題になった
 *当時の新聞は批判した、当時としては、真っ当な批判であった
 ☆「公害」以降の日本
 *1990年代に入るとまたたく間に崩壊して経済は失速
 *日本は平成の時代に、底知れぬ三十年不況へと突入していく
 *日本の自慢だったはずのテクノロジーも世界に追いつけなくなった
 *電機・エレクトロニクスの業界は総崩れになった
 *現在、この分野は中国と台湾、韓国が制覇している
 ☆日本は、部品などの中間財を供給する国としては、大きな存在だが
 *最終消費財や巨大プラットフォームを押さえられる国力はもうない
 ☆テレビのワイドショーなどではコメンテーター
 *「テクノロジーは人を必ずしも幸せにしない」
 *「合理性ばかりを追い求めていいのか」
 *オウム返しのように1970年代のステレオタイプを目にしている
 ☆こういう番組に影響されて、AIや自動運転等
 *新しいテクノロジーが登場するたびに
 *人々は「怖い、怖い」と、オウム返しに口にする
 ☆「怖い、怖い」という前に
 *自国がテクノロジーで他国に立ち遅れていることを、直視すべきだ
 ☆日本はいまこそ最先端テクノロジーで挽回し
 *テクノロジーで駆動していく産業と社会を再生が求められている
 *それをいちばん邪魔しているのが、いまだに生き残っている
 *1970年代のステレオタイプなのである
 ☆日本には、「20世紀の古くさい神話」がはびこっている
 *この先にどう未来の社会を考えていけばいいのかを呈示する
                      (敬称略)
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⛳出典、『「神話」解体』







「20世紀の古くさい神話」「1970年代のステレオタイプ」
(ネットより画像引用)
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「日本の自画像」「美しい国」「神話国家」

2023年08月02日 | 日本
🌸はじめに(愛国と神話の日本の近代史)

 ☆日本の未来が心配でこの本に私は興味感じました
 ☆途中まで読んで「ギブアップ」するかも

⛳定まらない日本の自画像
 ☆明治維新から太平洋戦争の敗戦までは77年
 *敗戦から昨年でまた77年
 *現代史が近代史をはじめて凌駕した
 ☆日本は、いつまであの敗戦を引きづっているのか
 *憲法だって見直していいのでは
 *いい加減「普通の国」になろう、近年、そういう声が高まっている
 ☆日本はもはや、アジアに燦然と輝く卓絶した経済大国ではない
 *中国の後塵を遥かに拝しながら緩やかに衰退する斜陽国家だ
 ☆われわれはみずからの国のありかたに、明確などジョンがない
 ☆このような状態なので
 *われわれは過ぎ去ったはずの「戦前」にいつも揺さぶられている
 *まるで亡霊に怯えるように

「新しい戦前」と『美しい国」
 ☆現在、戦前ということばはたやすく使われすぎてもいる
 *なんでも戦前と認定しながら、あまりに戦前を知らない
 *現在と戦前の比較は、類似のみならず差異にも注意を払うべきだ
 ☆なんでもかんでも戦前認定することは、戦前のイメージを曖味にし
 *貴重な歴史の教訓を役立たないものにしている
 ☆大日本帝国憲法のもとでは、首相に権限が集中しにくく
 *軍部の暴走を招いた面があった
 *軍事官僚で法令の条文に固執した東条
 *これに苦慮しており、陸軍大臣や参謀総長などを兼任し
 *自らのもとに権限を集めようとした
 *それが独裁者と呼ばれたゆえんだ
 ☆戦後、このような戦時下の反省もあり
 *首相にさまざまな権限が集約された
 *この傾向を戦前回帰と呼ぶのはあまりに倒錯している

 ☆安倍元首相が唱えた「日本を取り戻す」「美しい国」のスローガン
 *それはときに戦前回帰的だといわれたが
 *「美しい国」とは、戦前そのものなく
 *都合のよさそうな部分を適当に寄せ集めた
 *戦前・戦後の奇妙なキメラではなかったのか?
 *「美しい国」と「戦前回帰」は、戦前とはかけ離れた虚像
 *現在の右派・左派にとり、使い勝手のいい願望の産物だった

大日本帝国は神話国家
 ☆大日本帝国は、神話に基礎づけられ
 *神話に活力を与えられた神話国家だった
 *明治維新は「神武天皇の時代に戻れ」がスローガンだった
 ☆大日本帝国憲法と教育勅語の文面
 *天照大神の神勅(しんちょく)を抜きに考えられないものだった
 *明治天皇の皇后は神功皇后に
 *北白川宮能久親王は日本武尊に
 *日本軍将兵は古代の軍事氏族である大伴氏になぞらえられていた
 ☆大東亜戦争で喧伝されたスローガンのひとつ
 *神武天皇が唱えたとされる八紘一宇
 ☆以下の用語は全て神話と関係している
 *国体、神国、皇室典範、万世一系、男系男子、天壌無窮の神勅
 *教育勅語、靖国神社、君が代、軍歌、唱歌など
 ☆戦前の宗教政策は、体系的なものではなかった
 *神話は戦前に大きな存在感をもっており
 *モニュメントやサブカルチャーなどで参照され続けた
 ☆本書では、神話と国威発揚の結びつきを考えたい
 *神話を通じて「教養としての戦前」を探る試みである

戦前の物語を批判的に整理する
 ☆国家はなにがしかの国民の物語を必要とする
 *国民国家は近代に成り立ったもので、虚構といえば虚構だ

 ☆現在の国際秩序はその虚構をベースに動いている
 *虚構を否定したところで、無政府状態のカオスを招来するにすぎない
 ☆戦後民主主義の永続、発展を望むにせよ、新しい国家像を描くにせよ
 *自分たちの立場を補強する物語を創出して普及を図るしか道はない
 ☆日本では、このような試みが十分に行われていないから
 *戦前の物語がい今でも、中途半端なかたちて立ちあらわれてくる
 ☆本書では、五つの観点で、戦前の物語を批判的に整理する
 *「原点回帰という罠」「特別な国という罠」「先祖より代々という罠」
 *「世界最古という罠」「ネタがベタになるという罠」
 *物語には、人々を煽動・動員するリスクもある
 ☆北朝鮮の指導思想は、日本の国体思想と類似性を指摘される
 ☆新海誠監督の『すずめの戸締まり』
 *明らかに天の岩戸開き神話が元ネタのひとつになっている
 *主人公の岩戸鈴芽が宮崎県と目される場所より船に乗り
 *あちこちに立ち寄りながら東に進むストーリー
 *神武天皇の東征をほうふつとさせる
                     (敬称略)
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⛳出典、『戦前の正体』




「日本の自画像」「美しい国」「神話国家」
『戦前の正体』他より画像引用)
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なぜ原爆を落としたアメリカを恨まないのか(1)

2022年06月02日 | 日本
🌸なぜ原爆を落としたアメリカを恨まないのか

 ☆今の日本人に決定的に欠けている日本の「自我」
 ☆日本人は思考停止に陥っている
 ☆宮崎学『突破者の遺言』の一部を再編集

「日本人」という自我
 ☆我が国の閉塞状況は論を俟つまでもない
 ☆根本理由は、我々が思考停止に陥っていることにある
 ☆世界は再び動乱の時代を迎えている
 *日本だけは相変わらず「対米追従」の国是を盲信している
 *そろそろ乳離れすべきだ
 ☆本来ならば冷戦終結を転機とすべきだった
 ☆日本は思考停止状態のまま
 *「アメリカ」という選択肢を選んだ
 *単なる惰性、現状維持にすぎなかった
 ☆我々は改めて我が国の針路について
 *思考、決断、選択をし直す必要がある
 ☆筆者は、日本独自の道があるはずだと考えている
 ☆ベトナム戦争は二面性を持っていた
 *資本主義対社会主義の冷戦
 *欧米帝国主義対ナショナリズムの独立戦争

中国もアメリカも敵に回した日本の矛盾 
 ☆明治維新以来、日本は常にこの自己矛盾に直面してきた
 ☆我々は近代的な意味での「日本人」という自我を問うのが必要
 ☆自我は他者と出会って生まれるもの
 *現在の「日本人」という自我は、ペリー来航に端を発している
 *我々は、性急に「日本人」という自我を形成しすぎた
 *我々は「日本人」という自我を形成強化するために
 *他者として敵を求めすぎてしまった
 ☆明治維新は「アジアの帝国主義」を目指した
 *矛盾逆説である、アジアが植民地を意味していた
 *帝国主義が欧米を意味する当時
 *日本の自己矛盾はここに起源を持つ
 ☆日本は「名誉白人」として列強と競合しながら
 *朝鮮を植民地化し中国を侵略した
 *同時に「アジアの盟主」として米英に反旗を翻し
 *「大東亜戦争」を戦った
 ☆日本の敵は中国とアメリカだった

ベトナム戦争で矛盾を突きつけられた 
 ☆日本は、戦後も自己矛盾は終わらない
 *冷戦時、「アジアの資本主義国」も一個の矛盾
 ☆日韓以外のアジア諸国の多くは左翼ナショナリズムの道へ進む
 *社会主義国になっていた
 ☆日本はベトナム戦争のような形で矛盾を突きつけられてきた
 *冷戦が終わり、共産主義が自壊する
 *資本主義もまた自壊し始めた
 *世界各国はみな資本主義の毒に蝕まれている
 ☆各政府は自ら進んで資本主義の毒を全身にかぶっている
 *そのエキスが新自由主義である
 ☆「カネ」という唯一絶対の価値観が人間の差異を塗り潰し
 *伝統をぶち壊し、社会を造り替え、文化大革命と大差ない
 ☆資本主義は社会主義に近づいている

明治維新以来の「日本人」の自我を見つめ直す時だ 
 ☆対立軸や敵を失った日本は、自我を見失った
 ☆日本は、単なるアメリカの従属国に堕落していく
 ☆積極的に中国や韓国と敵対しようとしているように見える
 *敵を求めることで必死に自我を見出そうとしているかのようだ
 ☆米中対立を除けば
 *日本がアジアに敵対しなければならない条件は見当たらない
 ☆我々は明治維新以来の「日本人」という自我を見つめ直し
 ☆我々が背負わざるをえなかった矛盾逆説と向き合い
 ☆新たな道を、アジアへの真の道を追求すべきである

「民族主義者」の目は輝いていた
 ☆筆者が、台湾の古い友人に「中国共産党はどうなんだ」と尋ねると
 ☆友人は「あいつらはチャンコロだ」と吐き捨てた
 ☆大陸から台湾に移ったとはいえ
 *彼の口からそんな差別語を聞くとは
 ☆毛沢東と中国共産党が大陸から我々を追い出した時
 ☆彼らが、何をしたかは忘れない
 *同じ漢民族だからこそ日本人より遥かに残酷だった
  ☆英語では民族主義と国家主義
 *ナショナリズムの一語で表現されている

戦地にいる人々は、語勢と目の輝きが違った
 ☆我々は民族をどう考えたらいいのか
 ☆彼女は、小中学生の少女と見間違うような小柄な女性
 *南ベトナム解放戦線の一員
 *誰よりも熱心に民族独立を語った
 *筆者は、その語勢に圧倒された
 *彼女の目の輝きが違うのだ
 ☆旧ソ連と中国の秀才も圧倒されていた
 ☆大半の日本人はサイゴンが陥落するなど思っていなかった
 *北ベトナム軍と南ベトナム解放戦線の兵士たち
 *雲霞の如くサイゴンに押し寄せた
 *彼らはきっと、あの目をしていたに違いない
 ☆彼女の目の輝きだけが忘れられない
                          (敬称略)                                     
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⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『プレジデントオンライン』


なぜ原爆を落としたアメリカを恨まないのか(1)
『プレジデントオンライン』記事他より画像引用)
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米国が世界史をリードする3(日本アジアの英国に)

2022年06月02日 | 日本
🌸米国が世界史をリードする3(日本アジアの英国に)

中国は「世界の中心」になりえない
 ☆中国はグローバル化した世界で
   *ドイツと対をなす双子のような存在
 *両国は、グローバル化を推進した国ではない
 *グローバル化を推進した国は、米国と英国
 *金融資本の中心のニューヨークとロンドン
 ☆中国経済はすでにさまざまな困難を抱えている
 *成長率は公式発表でもインドを下回っている
 ☆中国にリーダーになる能力はない
 ☆中国にはあまりにも多くの困難が立ちはだかっている
 ☆中国は、叩くべき対象ではなく、助けるべき国
 ☆日本は中国が世界の中心となる幻想に惑わされてはならない

米国と軍事的に均衡したロシア
 ☆トランブ大統領は米露接近の動さを見せていた
 ☆ロシアは、巨額の資金を投じることもなしに
 *軍事上の革新を成し遂げた
 ☆イランに輸出した防空システムなど
 ☆ロシアが米国と軍事的な均衡を保てるようになった

日本は「アジアの英国」になれる
 ☆米国と日本の間には、さまざまな面でしばしば軋蝶がある
 ☆世界が今後ふたたび諸国家の独立を軸に再編されるとしても
 *英語圏の国々の存在は非常に強大です
 *米国は今後も強大な政治力を発揮して
 *周辺環境を最大限コントロールしようとする
 ☆米国の周辺環境とは、この惑星全体です
 ☆米国は同盟を必要としている
 ☆米国は、特定の国々と特別な関係を築こうとする
 *英国や他の英語圏の国々と始めている
 ☆今後も米国は、自らの力を補完するために同盟国を求める
 ☆地政学的にも日本は、米国が求める特権的な同盟国になるのに
 *以前にも増して有利なポジションにいる
 *日本は特権的な同盟国になれる
 ☆相互に保護主義的な環境のなかで
 *テロ対策、経済、技術をめぐる合意に達することができる
 ☆日本は、米国との関係において
 *ヨーロッパの英国のような地位を占める
 ☆日本は、バイデンに対しては心を開いたほうがよい
                          (敬称略)                                     
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海外の一部では年収1400万円は「低所得」3

2021年08月03日 | 日本
🌸海外の一部では年収1400万円は「低所得」3

⛳「ボイス」を上げない日本人
 ☆日本人では「賃上げを求めたことはない人」約7割
 *日本以外だと約7割以上の人は求めている
 ☆日本は転職を考えた時に賃上げを求めた人も5%
 ☆転職による年収変化
 *日本は「増えた」が45%(5カ国中で最下位)
 (日本は転職で「減った」人も20%)
 *アメリカは77%、中国は90%(転職時で年収アップ)

「宅配クライシス」と日本人の国民性
 ☆海外は、多くの企業が、成果に応じて処遇する「ジョブ型雇用」
 *「自分のキャリアは自分で作る」文化的背景がある
 ☆日本の「賃金の安さ」の理由
 *人件費や制度が硬直的で、企業が柔軟に増やせない
 *多様な賃金交渉の風土がない
 *日本の労働者は賃金について、声を上げられない理由
 (企業の賃金制度で横並びで待遇が決まっている)
 (雇用が流動化していない)
 ☆日本で賃金への声を上げる手法
 *集団的な労使関係に重きがおかれていた
 ☆日本での発展型キャリアの形成には
 *「ボイス」を上げることが不可欠だ

⛳ジョブ型労働で解決
 ☆新型コロナウイルスでもたらした働き方への影響
 *「テレワーク」と「ジョブ型への移行」の労働へ変化する
 ☆経団連も春季労使交渉の経営側の指針で
 *ジョブ型雇用は、高度人材の確保に効果的な手法だと明記
 ☆ジョプ型とは
 *職務を明確にし、最適な人材を配置する雇用形態
 *ジョブによっては高額な給与を提示し、必要な人材の確保する
 ☆経団連し、日本企業は一気に動いた
 *日立製作所や三菱ケミカルなどジョブ型雇用の導入を表明
                        (敬称略)
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日本の「安さ」を直視する

2021年07月18日 | 日本
🌸はじめに (日本の「安さ」を直視する)

 ☆「え、これ100円じゃないの?」旅先の韓国ソウルで感じた
 *韓国食器を大量に買おうと市内のダイソーを訪れた
 *「いいな」と思う箸やお椀の多くが約280円
 *日本なら100円で買えそうなのに高い
 ☆バンコクで飲んだカフエラテは約700円
 ☆インド・バンガロールの小ぎれいなホテルは一泊約3万円
 ☆「東京は土地も何でも世界一高い」と言われたのも、今や昔
 ☆日本の価格が突出して安くなっている

 ☆インバウンドで染まる家電量販店の幹部の言葉
 *彼らは日本が素晴らしいから何度も来ているんじゃない
 *お買い得だから来ている

 ☆年収1400万円は、低所得の真実の日本のデフレ
 ☆デフレは物価の持続的な下落を指し、日本は人材やモノが買い負ける
 *日本は、デフレに似た経済状況が長く続いている
 *縮小均衡が続けば、成長を続ける世界から日本は置き去りになる
 ☆「安さ」は生活者から見ると「生活しやすい」
 *供給者の観点では収益が上がらない
 ☆賃金は据え置かれ、消費が動かず需要が増えない悪循環に陥いる
 *これでは、世界の秩序をガラリと変えるイノベーションが生まれない
 *「安さ」はまさしく、日本の停滞と結びついている
 ☆賃金と物価がパラレルに上がっていく国の方が成長や発展性がある
 *その方が、人生プランに多様性も生まれる
 ☆「失われた30年」とまで言われるほど日本が立ち止まっていた間
 *世界はどんどん成長し、日本のポジシヨンも大きく変わってしまった
 ☆世界と日本のギャップを認識した今
 *日本は、企業は、個人はいったい何をすべきなのか
 ☆「安さ」に翻弄される人や産業の姿を通じ
 *明日を生きる手がかりを得ていただければ幸いである

🌸デイズニーもダイソーも世界最安値水準(1)

世界で、最も入場料安い「夢の国(デイズニー)」
 ☆米国ディズニーランド・リゾートの入場料だ
 *1人約1万6千円で、日本の2倍以上(当時)
 ☆タイから来た女性3人組にTDRを選んだ理由聞いた
 *中国より安く、日本のキャストのクオリティーも高いから
 *日本はいつもコスパが良いと話した
 ☆世界のディズニーランドの大入1日券の円換算価格
 *日本8,200円、米国約1万6千円、パリ、上海も1万円を超えた
 *デイズニーランドがある世界6都市で、日本は最も安かった
 ☆TDR6年で2000円値上げも、世界水準には届かず
 *TDR黒字化には、6割ほどの入園者数が必要

ダイソー「100均」なのは日本だけ
 ☆ダイソー、約7万種類の商品をそろえ内9割が税抜き100円
 ☆ダイソーはインバウンドの人気スポットでもあった
 *「安いニッポンの象徴」とも言えるダイソー
 ☆運営している大創産業、海外26カ国、2248店を出店している
 *海外は日本の「100円均一」のような単一価格ではない
 *基本価格
 (台湾は180円、アメリカ160円、タイ210円ショップ)
 *ほとんどの国や地域で100円で売られている場所はない
 ☆海外と日本の価格差の3つの理由
 *①物流費、②人件費や賃料などの現地経費、③関税や検査費等
 *中国から調達する商品もあるにもかかわらず
 *中国(約160円)より日本は安いのだ
                    (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『安いニッポン』






日本の「安さ」を直視する
『安いニッポン』記事より画像引用)
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