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慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『ストリップ』『気候変動と金融』

2025年06月13日 | 経済
🌸おわりに1

⛳『気候変動というのは、テクノロジーの問題』の発言
 ☆時価総額10兆円を記録し、アメリカ最大のスタートアップ企業
 *金融決済インフラ、ストライプの創業者の発言である
 ☆日本ではまだ知る人は少ない『ストライク』
 *世界の決済インフラを塗り替えつつあるベンチャー企業である
 *次世代のGAFAMになり得る筆頭候補の企業だ
 ☆ストリップ創業者のコリソン兄弟の経歴は強烈だ
 *2人とも大学も中退してシリコンバレーでストライプを起業した
 *2人ともただの天才プログラマーにとどまらない
 *兄のパトリック(サイエンス、歴史、国際政治にまで精通)
 *弟のジョン(ピアニストにパイロットという別の顔)

⛳天才兄弟が率いるストリップ
 ☆「インターネットのGDPを上げる」ミッションを掲げている
 *インターネットで取り引きされるお金の量を増やすのが使命と言う
 * 1企業が掲げるには巨大すぎる目標にも思えるが
 *ストライプは高速道路の整備のように
 *ネットの金融インフラが整うことが
 *自社の利益にもつながると考えている
 ☆これまで複雑を極めていた決済のインフラ
 *革命をもたらし、破竹の勢いで成長を続けている

⛳気候変動と金融をめぐるシステムの基礎の整備
 ☆国連の気候変動対策の特使の超重要人物カーニー氏
 * ストリップの上場に助言を行うと見られている
 *ストリップが気候変動と金融テクノロジーを結びつけていくのに
 *重要な役割を果すの間違いない
 ①気候変動対策が次なるテクノロジーのフロンティアとなりつつある
 *巨額の投資マネーが気候変動のテクノロジーに注ぎ込まれており
 *今後金融システムと気候変動をさらに交わらせていくのは確かだ
 ➁気候変動をめぐる世代間の意識の差
 *カーニーという世界の金融界の大物が社外取締役になったのが
 *30代前半の起業家兄弟が率いる、スタートアップ企業だった
 ③アメリカが持つダイナミズムを象徴している
 *アメリカはつい昨年まで
 *気候変動自体を否定していた人物がトップを務めていた国だ
 ☆トランプ支持者が多い南部の州ではエクソンやシェブロンなどの
 *石油メジャーが君臨している状況下にあっても、
 ☆米国の東西両海岸の州では
 *環境先進国とされる欧州を上回る
 *テクノロジーや新たなイノベーシンに向けた取り組みが
 *勝手に降って湧いてくる国家だ
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『グリ-ン・ジャイアント』




『ストリップ』『気候変動と金融』
(ネットより画像引用)
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『世界企業・世界の社会・日本社会の取り組み』『歴史の転換点』

2025年06月12日 | 経済
🌸はじめに(グリ―ン・ジャイアント)2

⛳カーボンニュートラルを前提にした仕組みの再構築
 ☆5年以上も前から、欧州を中心に世界各地に広がっている
 *政治、経済、金融システム、ライフスタイルまでが再構築されている
 ☆企業や組織にとって、既存ビジネスの延命がリスクになる一方
 *逆に、この機会を捉えた者には、大きな可能性が生み出される
 *その象徴が、「グリーン・ジャイアント」の台頭
 ☆気候変動をめぐる啓蒙というよりは
 *日本ではあまり認識されていない
 *世界経済の仕組みのシフトを紐解いていくことが必要だ

⛳歴史の転換点のこの20年間
 ☆日本は常に塗り替えられる側に位置している
 *21世紀に入り、インターネット、スマホ、クラウドなど
 *世界を席巻するテクノロジーにおいて
 *日本は全くもって存在感を示せず
 ☆世界の時価総額ランキングトツプ50に名を連ねる日本企業の数
 *平成元年32社だったのが、現在はトヨタ1社だけ
 *トヨタも、世界が電気自動車(EV)へと舵を切る中で安泰ではない
 ☆電力も同じだ
 *日本は原発や、石炭・ガスの火力発電といった
 *従来の発電を手掛けるメーカーこそ多数抱える
 ☆日本では、今世界の主役に躍り出ている
 *太陽光や陸上、洋上の風力における、存在感はほぼゼロだ
 ☆太陽光、黎明期に日本がそのイノベーションを支えてきたが
 *「グリーン・ジャイアント」のような存在はおろか
 *それに準ずる存在さえ、日本からは登場していない

世界の流れが加速する中で
 ☆日本では「『欧米主導のルール作り』に無理やり乗せられる」という
 *不満を聞くことも少なくない
 ☆米国を拠点に活動して日々感じるのは
 *多くの日本人が思っているよりも
 *あらゆる生活の局面において、気候変動対策が最も注目されたいる
 *世界を担うミレニアル世代、Z世代に、支えている
 ☆彼らは気候変動をも「次なるイノベーション」につなげようと
 *あくなきパワーを生み出している
 *この流れ、無視を決め込むにはあまりに大きなリスクである
 ☆ 日本からも「未来を作る側」の企業や人が出てきてほしい
 *「知らぬうちに日本が1つ時代に置いて行かれた」とならぬよう
 *歴史の転換点は、いつの間にか過ぎているものなのだ
                     (敬称略)
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⛳出典、『グリーン・ジャイアント』


『世界企業・世界の社会・日本社会の取り組み』『歴史の転換点』
(『グリーン・ジャイアント』記事より画像引用)
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『ネクステラ』『脱炭素』『カーボンニュートラル』

2025年06月11日 | 経済
🌸はじめに(グリ―ン・ジャイアント)1

⛳時代の転換点は、いつも静かにあっけなくやってくる
 ☆時代の転換点は、明確な歴史的瞬間があるわけではない
 *気づけば、いつの間にか王座が替わっていて、それが当然になっている
 *今、我々が生きる2025年の始まりは
 *後に「あれが歴史の転換点だった」と認識されるかもしれない
 ☆20世紀を支えた化石燃料型の経済
 *気候対策型の経済へとシフトと思わざるを得ないほど
 *経済の前提を揺るがす大きなシフトが
 *あらゆる業界で同時多発的に動き始めている

1つの象徴的瞬間
 ☆米エクソン・モービル
 *「石油の世紀」と言われた20世紀を象徴する企業の1つだった
 *ロックフェラーが創設し、かって米国の石油の9割を握った
 *スタンダード・オイルを前身に持つエクソン
 *世界中の権益を独占してきた
 *エクソンは、10年前まで
 *世界のすべての企業の中でもトップの時価総額を誇った
 ☆エクソンがエネルギー界の王座から転落した
 *新たに時価総額でトップに立ったのは、巨大資本ではない
 *誰も知らぬ地方のエネルギー企業だったネクステラ・エナジー
 *米フロリダ州拠点のいわゆる地方電力の一つだ
 *従業員数は国際資本であるエクソンのわずか5分の1
 *風力発電や太陽光といった再生可能エネルギーで全米を席巻し
 *この10年で株価を5倍近くにまで引き上げてきた

石油企業の凋落と、再エネ企業の長期的な成長
 ☆再エネに否定的だった国際エネルギー機関(IEA)までが
 *気候変動対策の目標達成には
 *石油など化石燃料への新規投資を即刻やめ
 *2050年までに再エネを90%のロードマップを公表している
 ☆今の気候トレンドを辿る限り
 *否が応でも再ェネが本格的に石油を超える未来はやってくる

エネルギー業界の盟主へと躍り出てきた企業たち
 ☆本書では「グリーン・ジャイアント(再エネの巨人)」と呼ぶ
 *いずれも、世界のエネルギーが転換期を迎えることに気づき
 *10~20年前から再エネヘと一気に舵を切った企業である
 *そして、今、ようやく時代が追いつき
 *彼らはすでに世界のエネルギー変革の主役となっている
 *同じような逆転劇は今後、エネルギー業界にとどまらず
 *あらゆる領域で起きていく
 ☆「脱炭素」の動きは各国の政治やイデオロギーの議論ではなく
 *巨額の「マネー」が動く領域になってしまっている
 *各国で、CO₂排出権に価格をつける検討が始まり
 *世界のマーケットを動かす機関投資家たちは
 *気候変動への取り組みが足りない企業から資金を引き上げている

気候対策イノベーションを促進するメカニズムが動き始める
 ☆政治、エネルギーだけでなく
 *金融システムに、イノベーション若者のライフスタイルから
 *資本主義の再構築まであらゆる分野で
 *多くの日本人が思っているよりも
 *気候変動をめぐる一つの物語が共有され
 *もうとっくに動き始めている
 ☆今、世界が向かっているコンセンサスはシンプルだ
 *「産業革命前と比べ、平均気温の上昇を1.5度C⁰以下に抑える」こと
 *そのために2050年までに
 *「温室効果ガス(GHG)の排出を実質ゼロにする」
 *(カーボンニュートラル)が、 一つの大きな流れとなっている
 *これはもはや「可能性の議論」ではなく
 *すでにあらゆる人間活動の前提になっている
                     (敬称略)
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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⛳出典、『グリーンジャイアント』




『ネクステラ』『脱炭素』『カーボンニュートラル』
(ネットより画像引用)
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『脱炭素ビジネス』『ネクステラ』『世界の気候変動対策』

2025年06月10日 | 経済
🌸『グリーン・ジャイアント』 

 ☆脱炭素ビジネスが世界経済を動かす
 ☆世界の経済において脱炭素ビジネス
 ☆いかに中心的な役割を果たすようになってきている

⛳エネルギービジネスの主戦場
 ☆「再生可能エネルギー」へ移行している現状の提示
 ☆象徴的なエピソード
 *世界トップクラスの石油資本エクソン・モービル時価総額を
 *米国フロリダの地方電力会社でありながら
 *風力・太陽光発電で急成長した「ネクステラ」が追い抜いた
 ☆再生可能エネルギーが単なる「流行」ではない
 *21世紀のビジネスにおける真の主戦場となっている
 ☆再生可能エネルギー企業、「グリーン・ジャイアント」
 *イタリアの「エネル」やスペインの「イベルドローラ」といった
 *日本ではあまり知られていないが、世界では巨大な影響力を持つ

世界の気候変動対策とビジネスの最前線
 ☆各国の動き
 *炭素税導入で先行する欧州各国の取り組み
 *世界最大のCO₂排出国でありながら
 *風力・太陽光に大規模な投資を行う中国の現状
 *デンマークの洋上に林立する巨大風力発電の事例等
 *世界がどのように脱炭素へと舵を切っているかを分析している
 ☆投資家の動向
 *CO₂排出量の多い企業への投資から撤退する投資家たちの動き
 ☆GAFAMといった大手テクノロジー企業
 *カーボンニュートラルを宣言している
 *企業のサステナビリティが
 *投資判断やビジネス戦略の重要な要素になっている

イノベーションの進展
 ☆「植物肉」による牛肉消費の削減
 *「牛のゲップによる温室効果ガス」対策
 *ビル・ゲイツが建設を進める次世代原発「ナトリウム原発」等
 ☆気候変動問題解決に向けた技術革新の多様性へ進展している

日本の現状と課題への警鐘
 ☆京都議定書で環境問題の代名詞であった日本
 *世界のCO₂削減ビジネスの潮流に乗り遅れている
 ☆グリーン・ジャイアントが支配する新しい世界で
 *カーボンニュートラルを達成するために
 ☆日本がエネルギー政策、特に原発との向き合い方について
 *どのように変化すべきかについて
 *著者なりの提言や警鐘を鳴らす
 *日本に対してその変化への適応を促す内容の本
                     (敬称略)
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⛳出典、『グリーンジャイアント』『ジェミニ』





『脱炭素ビジネス』『ネクステラ』『世界の気候変動対策』
(『グリーンジャイアント』記事他より記事画像引用)
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『転売と格差社会』『転売品の行方』『外国人が購入』

2025年06月03日 | 経済
🌸おわりに(最終回)

最近2年、世間で話題となる転売品は刻々と変わる
 ☆一貫して変わらなかったのは
 *日本社会の転売ヤーに対する厳しい目
 *SNSには転売ヤーに対する怒りの声が常にひしめいている.
 ☆転売ヤーがターゲットとするのは
 *需要と供給のバランスで決まる真の自由価格よりも
 *低い定価を付けられている商品である
 ☆そうした商品を定価で購入し
 *自由価格で取引される転売市場に持ち込めば、利輸が稼げる
 *どんな価格で商品を売り出すかは、販売側の完全な自由だ
 *真の自由価格とかけ離れた値付けがされた商品
 *正規市場を抜け出し、ブラックマーケットを形成して
 *転売ヤーの餌食となる

⛳現在の転売市場
 ☆「持てる者」が「持たざる者」の購入チャンスを奪い取る状況
 *転売品の購入層は必ずしも富裕層とは限らないが
 *「商品への愛」より「いくら払えるか」で
 *購入可否が決まるのが市場だ
 ☆自由経済の基本のようにも思える
 *しかし、定価で購入しようとする消費者からみれば
 *それ以上の金額を支払って商品を奪いとる転売品購入者は目障りだ
 *収奪行為に協力することで利益を得る転売ヤーは、不快な存在である
 ☆1億総中流と言われてきた日本人にとり
 *資力の違いというものをまざまざと見せつけられる転売市場
 *それだけで不快感の対象なのかもしれない

⛳転売行為による″収奪品″の多くが、中国中心に海外に流れる
 ☆今後われわれは、転売市場という
 *現代にデジタルの衣を纏って蘇ったヤミ市の興隆にどう対処すべきか
 ☆これだけは確かだろう「世に転売の種はつきまじ」
                     (敬称略)
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『転売ヤー闇の経済』







『転売と格差社会』『転売品の行方』『外国人が購入』
(『転売ヤー闇の経済』記事、ネットより画像引用)
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『転売ヤーの悪影響』『不公平感と倫理的問題』『情報格差の利用』

2025年06月02日 | 経済
🌸転売ヤー闇の経済学

⛳メーカー・小売業者への悪影響
 ☆転売が横行するとメーカーや小売業者は
 *本来の顧客に商品を届けることができなくなる
 *ブランドイメージが損なわれる可能性がある
 ☆正規の流通ルートが混乱し
 *在庫管理や販売計画に支障をきたすこともある
 ☆転売価格が正規価格をはるかに上回る場合
 *メーカーが商品の価値を過小評価していたのでとの批判を受ける

不公平感と倫理的問題
 ☆消費者は、転売行為を「ずるい」「不公平」と感じ不満を抱く
 *本当に商品を必要としている人や熱心なファンが
 *適正価格で手に入れられない状況は、社会的な不満を高める
 ☆転売は、法的な規制の隙間を突くので倫理性が問われる
 ☆一部の国や地域では、チケットの転売など
 *特定の商品の転売行為が違法とされている
 *それ以外の多くの商品は合法とされている
 *このグレーゾーンが問題を複雑にしている

情報格差の利用
 ☆転売ヤーは、商品の需要予測や販売情報の収集に長けており
 *一般の消費者よりも早く情報を入手し行動し利益を得ている
 ☆特に、ボットなどを利用して自動的に大量購入する手口
 *技術的な情報格差を利用したものであり、公平な競争を阻害している

転売ヤーの行動原理(闇の経済学の視点)
 ☆転売ヤーは、以下の経済原理を巧みに利用して利益を最大化する
 ①希少性の利用
 *限定品、人気商品など、供給が限られている商品に狙いを定める
 ➁需要の先行把握
 *発売前から需要が高まる商品を見極める能力を持っている
 ③情報の非対称性
 *一般の消費者が知らない入手ルートや方法、需要の情報を活用する
 ④法規制の抜け道
 *全ての転売が違法ではないため
 *法律や条例の範囲内で最大限の利益を得ようとし、巧妙に立ち回る
 ⑤手間賃とリスク
 *商品の仕入れ、保管、発送、顧客対応といった手間や
 *売れ残るリスクなどを考慮した上で、高値で売却しようとする

🌸転売ヤー闇の経済学(まとめ)

 ☆転売ヤーの行動
 *一見すると「安く仕入れて高く売る」という
 *市場原理に則った経済活動にも見えるが
 *その実態は、需要と供給のバランスを意図的に崩し
 *価格を不当に吊り上げることで
 *一般消費者やメーカー、小売業者に多大な不利益をもたらす
 ☆この問題は、単なる経済活動としてではなく
 *社会的な公平性や倫理といった側面からも
 *議論されるべき課題と言える
                     (敬称略)
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『転売ヤーの悪影響』『不公平感と倫理的問題』『情報格差の利用』
(『転売ヤー闇の経済』記事より画像引用)
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『農協操作のコメ価格?』『転売行為』『消費者余剰の喪失』

2025年06月01日 | 経済
🌸転売ヤー闇の経済学3

転売行為が無くならない理由
 ☆経済的なメカニズムが大きな要因である
 *彼らの利益を生み出している方法とその社会の「闇」
 ☆転売という行為を違法行為や迷惑行為として片付けるのではなく   
 *背景にある経済原理や社会構造
 *転売ヤー個人の動機にまで踏み込んでいる
 ☆転売(ダフ屋行為、スカルピング)
 *需要が供給を上回る人気商品や限定品などを大量に買い占め
 *高額で再販する行為を指す
 *経済学的に見て「闇」と呼ばれる側面がいくつか存在する

転売の経済学的な「闇」
 ①転売により、市場の歪みと価格の吊り上げが生じる
 *転売ヤーが商品を大量に買い占めるので
 *正規の市場から商品が姿を消し、供給が一時的に不足する
 ➁本来の価格よりもはるかに高い「転売価格」が形成される
 *消費者は不当な高値での購入を余儀なくされる
 *市場の正常な価格形成メカニズムを阻害し
 *市場の歪みを生み出す
 *必需品や社会的に価値のあるものが転売の対象となると
 *深刻な問題となる

⛳転売による消費者余剰の喪失
 ☆消費者余剰とは
 *消費者が実際に支払う価格と、その商品に対して
 *支払っても良いと考えている最高価格との差額を指す
 ☆転売によって価格が吊り上げられると
 *消費者はより高い価格を支払うことにな
 *本来得られるはずだった消費者余剰が減少する
 *場合によっては、高すぎて購入を諦める消費者も出てくるため
 *社会全体の効用が低下する可能性がある
                     (敬称略)
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『ダフ屋』『自動購入BoT』

2025年05月31日 | 経済
🌸転売ヤー闇の経済学1(はじめに)

⛳商品を右から左へ流すだけで利益を獲得する者への呼称「ダフ屋」
 ☆ダフ屋は、戦中・戦後の配給制度のなかで成長していったと
 *戦争が終わり、物不足の時代が終わって
 *高度経済成長期を迎えてからは、乗車券や乗船券のほか
 *コンサートや舞台、プロ野球やプロレスなどのチケットが商材となる
 ☆ダフ屋による買い占め行為が社会問題化してくると
 *チケット販売側は購入枚数の制限する対策に乗り出した
 *ダフ屋側は、頭数を稼ぐために
 *ホームレスを購入要員として動員するなどして対抗した
 ☆当時のダフ屋の元締めは暴力団であり
 *チケツト転売は貴重な収入源だったの
 ☆2000年代に入ると、ダフ屋は一転、衰退期に入る
 *各都道府県がダフ屋行為を禁止する条例や暴排条例を施行したことや
 *スポーツ界やエンタメ業界でも暴力団排除活動が進んだことも一因

⛳ダフ屋に影響を与えた社会のIT化
 ☆SNSやオークションサイトで利害が一致する個人同士
 *簡単に繋がれる時代になり
 *ダフ屋の存在価値は著しく低下した
 ☆正規の手段で目当てのチケットを入手できなかったとしても
 *インターネツトで、チケットを持つ人を見つけ、購入すればいい
 *各種チヶットが電子化されたこともトドメを刺す格好となった
 ☆当日にイベントの入場口近くで「チケツトあるよー」と
 *連呼して客を捕まえるダフ屋の転売方式
 *時代にそぐわなくなり、日本社会はダフ屋を駆逐した
 ☆しかし、組織的なチケツト転売が根絶されたていない
 *営利目的の転売行為も散見されるようになっていく
 *ITを駆使して大量のチケットを取引して利益をあげる
 *転売グループも登場した

⛳自動購入BoTの存在
 ☆BoTネット上の情報収集を自動化する
 *「スクレイピング」や「クローリング」の技術を利用し
 *販売サイトの情報を取得して
 *購入者の氏名や住所、クレジツトカード情報の入力など
 *購大手続きまですべて自動で行うことができる
 ☆販売開始から数分で完売することもザラである
 *数秒で決済まで行うことができるBoTには太刀打ちできない
 ☆悪質なBoTの中には
 *他の購入者のアクセスを邪魔するために
 *DoS攻撃などで販売サイトのサーバーに負荷をかける
 *機能も備えているものすらある
 ☆チケットに限らず
 *需要が供給を大幅に上まわる局面では
 *どこにでも出現する転売ヤーによる買い占めや
 *価格の吊り上げは、全国で社会問題となっている
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『ダフ屋』『自動購入BoT』
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『価格』『労働』『価格は自分が決めている』

2025年01月03日 | 経済
🌸価格の高さは、「どれだけ働きたくないか」を表している

⛳価格の高さは、効用の大きさを表していない

 ☆③のケース
 *あなたは自分の働きに関係なく多額のお金を要求する
 *価格は効用を表さない
 ☆④のケース
 *価格の高さと効用の大きさの間に相関がある
 ☆多くの場合、価格と効用は別物なのだ

⛳価値を決めるのは、あなた自身だ

 ☆価格は、お金を払って働いてもらう場合にだけ存在する
 *価格の有無と価値の有無で4つに分けたとき
 *「価格があるのに価値がないもの」を見つけるのに
 *てこずるのでは
 *価値を決めるのは、あなた自身だから
 ☆道ばたの石だって、あなたにとっては価値のあるものかもしれない
 *テレビはあなたにとって価値のないものかもしれない
 ☆価格に関して
 *一人ひとりが自分だけのモノサシを持ちていればいいのだ
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『トランプ大統領』『インフレ』『進む円安』

2024年11月17日 | 経済
🌸“トランプ大統領”誕生で進む円安
 
 ☆アメリカ大統領選挙のトランプ氏の当選で
 *円相場が一時1ドル154円台まで値下がりする
 ☆日本では、円安が一段と進めば輸入価格の上昇を通じて
 *物価が上昇することが懸念される

 ⛳①トランプ次期大統領で円安 その背景
 ☆トランプ氏の経済政策、米国でのインフレ再発要因が多い
 *物価を押し上げる可能性が高い政策である
 ☆製造業などの労働者を
 *外からの輸入品から守ることをアピールするため
 ☆高関税が実現すれば、輸入品の価格は値上がりする

⛳➁懸念される物価高と賃金への影響
 ☆トランプ氏が掲げる減税政策
 *個人の所得税の減税を恒久化、ずっと低い税率を続ける
 *法人税率を21%から15%へと大幅に引き下げる
 *減税策が景気を刺激し、経済が拡大すれば、物価も上昇する
 ☆物価の上昇が、インフレの再燃につながれば
 *いまは金利の引き下げに向かっているFRB
 *インフレを抑えるために再び利上げに向かう
 ☆大掛かりな減税策は、アメリカ政府の歳入を減少させ
 *財政の悪化につながるおそれがあり
 *長期金利の基準のアメリカ国債の金利を上昇させる
 ☆アメリカの金利が上昇すれば
 *外国為替市場では、金利が低い水準にある日本の円を売って
 *高い利回りが見込めるドルを買う動きが強まる
 *円安の傾向が強まっている
 ☆日本にとり、円安は輸入価格の上昇を通じて、物価を押し上げる
 ☆国内を中心に活動する大企業や中小企業
 *海外から輸入するエネルギーや原材料の価格が上昇することで
 *コストがあがり、業績を悪化させる恐れがある
 ☆業績が悪化すれば、賃金も上げられない企業は多い
 
⛳③日銀次の利上げ “フリーハンド”に
 ☆植田総裁は、円安が日本経済に与える影響について述べる
 *企業がコスト上昇分を以前よりも
 *積極的に価格に転嫁する動きが広がっている中で
 *円安が物価に影響を及ぼしやすくなっている
 *物価への影響を警戒する姿勢を示した
 ☆今後どのようなペースで利上げをしてゆくか
 *今後の動きを読み解くヒントとなる発言もあった
 *「時間的余裕をもってみていくという表現は不要」というもの
 *慎重に検討する姿勢が不要だとあえて発言したことで
 *日銀がより切迫感をもって利上げを検討する見方が広がる
 ☆植田総裁は、「時間的余裕という表現が不要」という発言の意味
 *アメリカ経済のある種のリスクに特に注目することはいったんやめて
 *国内の物価や賃金など経済の動向に基づいて検討する
 ☆普通の金融政策決定のやり方に戻るということだと説明した
 *「時間的余裕」という言葉をひっこめることで
 *逆に、必要があれば、いつでも利上げができる
 *いわばフリーハンドを確保しておきたかったのでは
 ☆今後の金融政策、国内経済を注視することに加え
 *トランプ氏の動向も見据えながらのかじ取りを迫られる
                         (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、NHKテレビ『時事公論』










『トランプ大統領』『インフレ』『進む円安』
(NHKテレビ『時事公論』より画像引用)
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『日銀植田総裁金融正常化に焦る』『12月の利上げ懸念』

2024年10月08日 | 経済
🌸金融正常化に焦って植田日銀

 ☆「利上げ継続」発言し批判噴出する

⛳内田副総裁も追加利上げ賛成した
 ☆衆院・財務金融委員会に出席した植田和男総裁の発言
 *市場動向が経済。物価に与える影響を見極めつつ
 *金融緩和の度合いを調整する基本的な姿勢は変わらないと
 ☆植田和男総裁は、自身の責任に触れることなく、
 *「利上げ路線」に変更がないことを改めて強調
 *市場関係者を驚かせた
 ☆焦点となったのが、内田副総裁との発言内容の食い違い
 *「『日銀プロパー』の内田氏の手腕を評価するような声もあるが
 *そもそも内田氏も7月末の追加利上げを強く主張・賛成した張本人だ
 ☆内田氏にとっても市場の混乱は想定外だったようだ
 *日銀内部では”責任の擦り付け合い″が起きて
 *不協和音が目立ち始めた
 ☆内田氏を筆頭に日銀プロパーたちは今回の混乱を
 *外部起用の植田氏のせいにして、統制が取れなくなっている
 *この背景には東大経済学部出身の『学者総裁』と、
 *学問的観点からの金融政策よりも政治的思惑を重視する
 *法学部卒プロパーの宿命的な対立がある

⛳住宅ローン金利は引き上げヘ
 ☆現在の日銀審議委員(9人)のうち
 *高田氏と田村氏は岸田政権下における就任
 *「非リフレ派」の急先鋒といわれる
 *「タカ派」が大半を占める日銀審議委員
 *植田総裁の下、12月再び利上げすることが懸念されている
 ☆金融市場関係者の間では
 *「利上げ路線」を強調し続ける植田日銀に対し
 *「正常化ペースが拙速過ぎる」との懸念が高まっている
 *24年上半期の倒産件数は、前年同期比22%増
 *今後もコロナ禍で行われた「ゼロゼロ融資」を
 *返済できない企業が続出すると見られている
 ☆米FRBが9月に0,5%の利下げを行った
 *日本が利上げすれば、日米金利差縮小で
 *急速な円高が進み株式市場も再び乱高下するだろう
 ☆住宅ローン金利は、既に引き上げられた

⛳後ろ盾を失った植田氏の負け

 ☆不安が高まるのが、『岸田退陣』で後ろ盾を失った植田氏
 *新政権と意思疎通をうまく図れるのかという懸念だ
 ☆植田総裁「霞が関随一の教養人」といわれる学者肌である一方
 *根回しなどは苦手だという
 ☆日銀内でも植田氏に批判が出るなか、岸田政権が退陣し
 *頼れる人がいない植田氏の負けは決まっている
 ☆「金融正常化」の姿勢を崩さない植田日銀総裁
 *利上げ継続で日本経済を自爆に追い込む懸念が高まっている
                        (敬称略)
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『日銀植田総裁金融正常化に焦る』『12月の利上げ懸念』
(『THEMIS10月号』記事より画像引用)
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『円高・円安』『新政権の政策』『米国の政策次第』

2024年09月30日 | 経済
🌸これから「円高」はどれだけ進むのか? 

 ☆読んでみましたが、一般的な内容と結論でした

⛳外国為替市場で円高が進んでいる
 ☆背景には、米国の利下げ予想と日本の金融正常化期待がある
 *円高に戻せば、これまで国民生活を苦しめてきた物価高
 *少しは落ち着く可能性がある
 ☆円高は景気後退とセットとみなされることが多い
 *中長期的には懸念材料にもなりえる
 ☆日本側の要因は新政権の経済政策に依存しており
 *当面は不確実性の高い展開が続く
 ☆国内では、政権安定までは日銀も思い切った決断はできず
 *当面は政策を小出しにするような状況が続く可能性が高い

⛳日本側は政治的要因で動きにくくなった
 ☆激しい円安は輸入物価の高騰を招き、多くの国民が生活苦を感じる
 *円安は輸出産業にとって有利になるので
 *一般的には日本経済にとってプラス材料とされる
 *近年は円安がそれほど企業業績に好影響を与えなくなってきているが
 ☆円安=株高、円高=株安というイメージは依然として根強い
 ☆過去2年の円安
 *基本的に米国と日本の金利差が要因と説明されているが
 *日銀が本格的に政策転換を行う兆しが見え始めており
 *日本の金利が上昇する可能性が高まっていることに加え
 *米国の利下げが進むとの見方が台頭してきた
 ☆日銀は金融正常化に舵を切ったとはいえ
 *米国並みに急ピッチで利上げする選択肢はない
 ☆国内では総選挙を控えており
 *政権が安定するまでは日銀も思い切った決断はできないだろう
 *当面は状況を見ながら小出しの政策とならざるを得えない
 *今後の為替は米国の動きが鍵を握る

⛳米国の景気と金利の見通し
 ☆近年は、米国市場もかつてのような厚みと安定感を失っており
 *短期的な見通しで相場が上下する不安定な相場が続いている
 *本来、金利というのは長期的なマクロ経済動向を反映するもので
 *中央銀行がコロコロと金利水準を変えるのは通常、あり得ない
 ☆しかし、市場関係者はFRBが利下げすると見るや
 *大騒ぎして株価が上がり
 *今度は予想されたペースで利下げが行われないことが分かると
 *一気に下落に転じるなど、かなり子供じみた相場展開となっていた
 ☆今回、為替市場が急激に円高に振れているのも
 *FRB、急ピッチで 利下げするとの期待感が先行した面がある

⛳米国の景気はそろそろ踊り場に
 ☆今後、段階的に利下げが行われる可能性はそれなりに高い
 *米国の政策金利は一時、5.5%まで引き上げられており
 *さすがにこの水準の金利が続ければ
 *景気に対して相応の逆風が吹くはずである
 ☆もっとも米国のインフレ圧力は強く
 *FRBが金利を引き上げてもなかなかインフレは沈静化しなかったが、 
 *2024年に入ってから様子が少し変わり始めている
 *消費者物価指数は低下傾向が顕著となっている
 ☆FRBは物価上昇率に加え、失業率を重視しており
 *この数字が上昇しない限り、景気鈍化とは考えない
 *失業率はゆるやかに上昇し、物価も段階的に下がっている状況であり
 *景気が一気に悪くなったわけではない
 *景気の動向に先んじて金融政策を実施するのが中央銀行本来の仕事
 *景気が失速する前に利下げに踏み切るのは合理的決断と言える 
    ☆今後、米国の政策金利は段階的に引き下げられる可能性が高く
 *日米金利差が縮小することで為替には円高圧力が加わる
 *ここで日銀が金利の引き上げを強化した場合
 *米国の利下げと日本の利上げが同時並行で進むことになり
 *円高が加速するシナリオも考えられる
 *しかし日銀の政策より、円高圧力は穏やかものとなるだろう
 *この場合には短期的には円高に振れるものの
 *長期的トレンドとしては円安が続く展開も考えられる

⛳新政権の政策待ちの状況が続く
 ☆国内要因として重要なのは、新政権の経済政策だろう
 *自民党の総裁選後、解散が行われるというのが大方の予想
 *最短で10月27日には選挙結果が出ることになる
 ☆新政権が緩和策にどれだけ親和的なのかで、為替市場は大きく変動する
 *財政出動重視、金融緩和的だった場合には
 *円安と物価上昇が進む可能性が高く
 *逆に財政健全化重視だった場合、円高に振れやすくなる
 ☆円高になれば国内物価は一段落するので
 *消費者にとって少しは朗報となるかもしれない
 *一方、株価の下落と景気悪化が懸念されるため
 *景気対策が重要なテーマとして浮上するだろう
 ☆円安になった場合には
 *物価対策が再び政治的課題になると予想される
                        (敬称略)
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「長期金利上昇」「当座貯金のからくり」「日銀総裁」

2024年05月09日 | 経済
🌸日銀と組ん大手銀行最高収益のカラクリ

大手銀行が最高益を出している記事
 ☆植田和男さんが日銀総裁になった時、筆者は講演した内容
 *「植田さんは国民経済より金融機関に軸足を置いた政策をとる」と
 *筆者の講演で銀行株をたくさん買った人からお礼を言われた
 ☆5大銀行の2023年4~9月期の実質業務純益
 *三菱UFJ46%増益、三井住友、みずほも大幅な増益
 *りそな、三井住友トラストも大幅な増益
 ☆植田さん、金融緩和していますよと言いつつ
 *長期金利のタガを少し緩め金利は上がっている
 *銀行からの借り入れの長期固定の金利上がっている
 *そのぶん銀行は収益増になっている

銀行の預金金利(短期)はほとんど動かない
 ☆長期固定の設備投資資金が上がり等が反映している
 ☆植田日銀が庶民より銀行のほうに軸足を置いた金融政策を行った
 *本来なら預金金利も一緒にちょっと上げておくべきだった
 ☆岸田政権がボロボロだから
 *植田日銀がその仮面を脱いで銀行擁護者の正体を露わにしてきた
 ☆金融機関のほうが儲かり、国民はそのしわ寄せを受けている

銀行が更に儲かる話
 ☆一般企業や個人事業主は銀行に当座預金を持っている
 *当座貯金には金利がつかない
 *当座預金を銀行がそのまま日銀に預けると0.1%位の金利がつく
 *当座貯金、銀行ぜんぶ合わせると200兆円位ある
 *当座貯金利息、2000億円位銀行まるまる頂き
 ☆マイナスと騒いでいるわりには銀行儲かっている
 *マイナスは銀行が日銀に預けている、巨額の当座預金のほんの一部
 *ほとんどがプラス金利で丸儲けしている
 ☆当座貯金の銀行への金利、白川日銀時代に導入された
 *それ以前は銀行から日銀への当座預金も金利ゼロでした
 *日銀はお札を刷って儲かっているから
 *その利益の一部を銀行に分け与えている
 ☆これはマスコミも書けない
 *マスコミがこれを書いたら金融機関の広告収入がなくなるから
 *日経新聞では絶対に書けない
                       (敬称略)
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「長期金利上昇」「当座貯金のからくり」「日銀総裁」
(ネットより画像引用)
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「理論株価」「株価三要素(企業の成長率、最初の利益、金利)」

2024年05月07日 | 経済
🌸タカハシ流株式講座

最近株高と言われている
 ☆何のことはない
 *株価が30年前と同じになっただけで、これははひどい話です
 *いままで下がりっぱなしだったのかということ
 ☆多くの人が、何で株式を持つのかというと、配当がほしいから
 *配当の伸び率がどのくらいかという話だと
 *利益の伸び率を将来まで足し算して割り戻すと理論株価は出る
 ☆理論株価、企業の成長率、最初の利益、金利で決まる
 *金利から企業の成長率を引いた数字で、
 *最初の利益を割ると理論株価は出る

日本の理論株価の推移
 ☆1980年くらいまでは理論株価通りだった
 *1980年から90年は理論株価より実際の株価が上
 *これがバブルで、理論株価をかなり上回っていて2倍くらい

 ☆バブルの崩壊で、実際の株価が理論株価より下がる
 *2000年くらいで調整は終わった
 ☆民主党政権時代
 *実際の株価のほうは理論株価より下回った状況
 *アベノミクスで上がって2020年で調整は終わった
 *岸田政権でもアベノミクスが続いている
 ☆現在の株価は、理論株価は4万円近い
 *岸田さんは経済政策の最後の一押しが足りない

理論株価が今後下がったり上がったりする要因
 ☆理論株価も下がる3要因
 *利益状況が下がる *金利が上がる *成長率が下がる
 ☆理論株価は、金融政策と企業の成長率が関係する
 ☆株価を上げる施策を考え政府の出来る事
 *企業の成長率を高めて金利を下げるということ
 *企業の成長率を高めるには、規制緩和が必要だ
 ☆規制緩和で企業の成長率を高めて
 *金融政策で金利を下げると株価は上がりやすい
                       (敬称略)
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     (当然配当少ない、成長銘柄等で活用出来ないケースも有る)

「理論株価」「株価三要素(企業の成長率、最初の利益、金利)」
『ファクトチェック』記事より画像引用)
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「米高金利長期化観測」「米国経済ソフトランディング」

2023年10月06日 | 経済
🌸円高反転は早くとも23年末か

 ☆FRBは、インフレ退治に向け追加利上げの可能性示唆する
 *背景には米国景気の強さがある
 ☆大規模緩和を継続する日銀とは対照的
 ☆円の対ドルレート150円に迫っている

米利下げ後も残る日米の金利差
 ☆対照的に日本銀行は9月の政策決定会合で
 *大規模金融緩和策の継続を決定した
 ☆金利高止まり観測で米国10年国債利回りは4.53%の水準
 *日本の10年国債利回りは上昇してきたが0.7%台
 *為替相場に影響する金利の高い米国が追加利上げ、高金利継続を示唆
 *金利が低い日本が金融緩和を継続し、為替相場が円安基調は当然
 ☆とはいえ、150円を大きく超えていくとみる向きは少ない
 ☆米国のインフレ抑制に向けた利上げは最終段階にある
 *実質金利が高い状態が続くことで
 *今後、米国景気は減速していくだろう
 ☆24年にFRBが利下げに転じる可能性は高い
 ☆為替レートの水準
 *財務省は、145円台から150円台で、円買いドル売り介入した
 *150円を超えてくれば介入する可能性はある
 ☆介人は基調を変えるものではないが
 *投機筋に警戒感を持たせる効果はある
 ☆22年3月のFRBのゼロ金利解除前の
 *金利差がない状態に戻ることはない
 *貿易収支の赤字基調による円安圧力も残る
 ☆円高に反転しても22年の大幅な円安進行前の
 *110円台に戻ることは当面ない
 *130円台にとどまる公算も十分にある

🌸FRBの金利見通し真に受けるな

 ☆年内あと1回の利上げ予想実現するとは限らず


⛳FRBの金利見通しは高過ぎるのでは
 ☆FRBの政策決定を受け、金利先物市場では年末までに
 *追加利上げが行われる確率は50%弱との見通しが織り込まれた
 ☆労働市場が依然力強い中でインフレが再燃する場合に備え
 *FRBの政策担当者は年内あと1回の利上げを想定し
 *利上げの選択肢を温存しているというのが、大方の見方だ
 ☆長期金利が低下すれば、景気の押し上げ要因になりかねない
 *FRBは現時点でこれを望んでいない
 ☆FRBの大方の金融政策担当者は依然として
 *2023年末までに追加利上げが必要だと考えている
 *しかし、それは以前ほどの確信を持った予想ではない
 *追加利上げに関して、投資家は懐疑的だ

投資家の来年末の金利予想は約4.8%
 ☆FRBの予想を大きく下回る
 ☆FRBの今年末の金利予想と同様
 *投資家が性急に利下げ予想に走ることがないよう努めている
 ☆投資家は、これが恐らくはつたりだろうと考える

FRBは景気がソフトランデイングと予想している
 ☆政策立案者は今年の国内総生産見通しを上方修正した
 *最近のデータを考慮すると、それはほぼ必然的だ
 ☆軟着陸のシナリオが確実に実現するよう
 *FRBが利下げをする必要があると考える可能性もある
 ☆最初の利下げ時期
 *FRBが考えるよりも早くやって来るかもしれな

🌸米経済のソフトランディング阻むもの

ソフトランデイングの達成は、非常に難しい
 ☆ソフトランデイングを阻む要因は四つある
 *金利を長く維持、経済成長加速、エネルギー価格上昇、金融危機
 *今迄成功したのは、95年の1回しかない
 ☆今回は何が障害となるのか
 *FRBが高すぎる金利を長く維持しすぎれば
 *不必要に深刻な景気悪化を招く恐れがある
 ☆95年のソフトランデイング
 *FRBが素早く利下げにかじを切った後に実現した
 ☆インフレを封じ込め、景気後退を回避するには
 *成長を過熱も冷ましもしない、中立的な水準に金利を近づけのが必要
 *中立金利は観測できないため、確認するのは難しい
 ☆来年になれば、FRB当局者は
 *利上げが行き過ぎだったか不十分だったかが分かるだろう

原油価格の高騰
 ☆インフレ率を押し上げると同時に
 *裁量支出を減らすことで成長を鈍化させる恐れがある
 ☆原油価格が再び100ドルを超えるようなことがあれば、
 *間違いなく不安は増す
 ☆米金融大手JPモルガン最高経営責任者は述べた
 *金利があと0.5%上昇すれば
 *銀行や不動産部門への負担が一段と増すとの見方を示した
 ☆FRBは、約9兆ドルに上る保有国債残高を縮小している
                      (敬称略)
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「米高金利長期化観測」「米国経済ソフトランディング」
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