広島のお気に入りとひやかし日記

グルメではありませんが、おいしかったものの記録です。最近ツィッター利用でサボったりサボらなかったり。

居酒屋むろか 15.06 @中区三川町

2015-06-25 | 居酒屋
三川町ある「居酒屋むろか」さん。
予約必須の人気店です。

趣向を凝らせたコスパ抜群の料理に、間違いなく揃えられた旬の酒。
でもいつも予約がなかなか取れないので足が遠のき。
それにしても長らく行っていないなぁと思い、
3週間前で予約とってみました。
金曜日はもちろん不可、木曜はなんとか最後の4席を確保。

入り口の造り、「むろか離れ」や「伍楽」と揃えられてます。

中は入ってすぐが変わらずカウンター、奥が小上がり。
奥の壁際のテーブル席は靴を脱ぐスタイルに変わってました。

最初の乾杯の一杯は、むろかさんが雨後の月とコラボした、
限定150本のスパークリング日本酒「白い稲妻 2015 - 勢 -ver.」でしょう

にごり酒なんですが、とにかく炭酸の勢いがすごくて、
いったい何度栓を開けたり閉めたりしたかというくらい。
飲むまで時間がかかる、じらされるお酒でした。
味はもちろん美味しかったですよ。

コースは3000円のでお願いしました。

スタートはこちらから

お菓子?と見せかけて違うもの、というのがここのコースの始まりの定番。
以前登場したのは、プチバーガーだったり、大福っぽいものだったり。


中は上品なポテサラ? 白身魚と柚子胡椒が入ってます。


2品目。こちらはなんとパプリカのムース、ジュレ添え。


2層2色になってます。こういうとこまで凝ってるなぁ
パプリカの繊維が残ってます。ない方が好きかな…

3品目、うれしい前菜盛り合わせのお楽しみプレート

どれから食べようか迷っちゃう

説明文によると、右上から下に
「帆立と若布の酢味噌和え」「高宮鶏コロッケマスタード」
「梅カリ厚揚げ寿し」「フォアグラと白肝のフラン」
「冷たいトマトの摺流し」「姫サザエの壺煮」「佐東町枝豆の鰹ジュレ」
「ちりめんとお魚リエット」「おさかなの煮付け大福」 です。

左下の大福が以前の先付で出されてたものと一緒。
こんなの出てきたらびっくりだよね、私もそれが狙いで接待に使ってました。
「フォアグラと白肝のフラン」これも初めて見た時びっくりしたもんです。
たまごプリン?まさか?って。
どんなものがでるのかわからない、それがこのお店の魅力だと思います。
お魚のリエットに付けるパンもお店の手作りです。

そしてお造り。

いつ見ても圧巻!盛り上がります。
すでに味がついているか、そばについている薬味でいただきます。


この時期は鱧もきますね


そしてお決まりの生きてる鮑…
すだちをかけてもだえる姿にひるみつつ食べる。
う~ん、新鮮。ごめんなさい。


人気のカープ帽。時々他のお店でも見かけるようになったけど、
初めて見たのはこのお店だったな。


帆立の茶碗蒸し。いい出汁が出てました。


骨まで食べられる鮎のコンフィ、胡瓜のすり下ろし添え
お店のオススメは頭からがぶっと、らしいんですが、
さすがにちょっと…という場合は縦に切って食べるようにとのこと。
添えられた蟹さんも食べられます。こっちはちょっと固い。


焼きトウモロコシ…と見せかけて、さらに一手間
芯がくりぬかれて中はマッシュドポテトです
これどうやってつくるんだろうなぁ…

そして最後は定番のお弁当箱

この包み紙も時期ごとに変わるけど、同じ日でも違うパターンかあるみたい。


本日は穴子飯でした
めかぶスープには胡瓜のすり下ろしが入ってました

4人で23000円超えちゃいました。コースが3000円、飲み物が同じぐらい。
飲んだのは最初のスパークリング日本酒の他は1人1~3杯のはず。
日本酒のおまかせやワインなど。結構いっちゃったな…
お酒の価格を全然見てなかったので、ちょっと予想外でした。

予約の時から絶対に2時間半で席を空けてくださいと厳命があったとおり、
食事が2時間程度で提供が終わり、15分前からは退店の催促が。
次のお客様が待っているとのこと。

料理も美味しいし、見た目にも楽しいし、コスパもいいけれど、
正直、食事は慌ただしかったし、(いつ行っても)厨房はぴりぴりしてるし、
改めて、さくっと2時間ぐらいで終わらせたい接待向きのお店かな、と思いました。
でもそれなら伍楽の方がいいなぁ、雰囲気がゆったりしてるし。