海外で育った日本人が

　一昨日、テレビに出ている可愛い日本人のタレントさん、海外で育ち、日本の習慣がわからないことを、ちょっぴり得意げにお喋りしていました。
　
　昨日　You tube動画を見ました。海外留学した女性が、大学で単位を取ることの難しさを、とても聞き取りやすく上手にお話していました。その女性、今は日本で海外からの観光客に、日本を紹介したり案内することを仕事にしているそうです。
　
　海外からの観光客が持つ多くの悩みの中に「日本のしきたりや作法が分からないまま、無作法な自分を日本人に見られるのが恥ずかしく、つい行動が遠慮がちになってしまう」のだそうだ。「本当は日本式の旅館に宿泊したかったのだけど、どこで靴を脱いだら分からないし、畳の上の作法が分からず、ホテルに宿泊してしまった」と彼女に告げたそうだ。
　
　私はこれを聞き、西洋人の開けっぴろげな態度や、好き嫌いをはっきり言う人は『恥ずかしくって聞けない』なんて人はいないと思っていましたが、日本人と同じだと知って安心しました。
　
　私は英語圏の人が友人にいます。片言の日本語を話せる人が多く、私の英語力は、ゆっくり喋ってくれれば聞き取れました。対面さえしていれば、目の動き、顔の表情でおおよその意味は分かりました。お茶を飲ませたり、梅干しを味あわせましたが、私が口にして『酸っぱッ！！』って表情を、彼らは読み取ってくれました。ご馳走した私に合わせ『Good！』ってのがとても可愛らしかったです。
　
　さて可愛いタレントさんが、日本の学校で「校門入るときに一礼する」という校則に「一礼しなきゃいけない？ 何に一礼してるんですか？」と驚いたそうです。
　
　彼女は「いつもスルーしてました。なんでみんな止まってるんだろうって」彼女自身は意味が分からないので従わなかったそうで、結果「すごい怒られた」と言ったそうです。どうして友人に「なんで？Why?」って聞かなかったのだろう。先生も怒る前にどうして話してあげなかったのかなぁ？。 だからなのか、テレビから聞こえる会話が嘘っぽく聞こえるオイラです。