田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

悪人

2018年08月11日 | 日記
 わんぱくな長嶋一茂クン『山根前会長は「僕には悪人に見えないです」スポーツ界には「こういう方たくさんいた」』と話したそうです。
 
 もちろんですとも、根っからの悪人など、この世の中にいないのじゃないですか。ただ、欲深い人が他人の物を見境なく盗んだり、自分の欲望にまかせ、弱い婦女子を襲うのは、生まれつきなのか、それとも自制心が無いのかを考えれば、生まれつきの強欲者は少ないと思うのです。
 
 息子の同級生にダウン症の子がいました。いまはすっかりオジサンで、頭髪も少なくなっています。彼にでき、彼が得意で好きなことは肉体労働です。結果、筋骨たくましい男になりました。
 
 彼は小学生低学年の幼い頃、川の清掃に参加しました。それ以来、彼は川にゴミが捨てられているのが許せません。大きな粗大ごみでも彼は回収し、一番近いゴミステーションまで運びます。ゴミが突然に置かれ、回収が有料であるこことからも騒動が勃発します。しかし彼の本心が分かれば、これほど立派な行動はありません。
 
 彼は無精髭を生やし、黒のタンクトップ、どうも悪人に見えるらしいです。しかし彼は出しゃばりません。お金儲けをしようとしません。少し難しいことは「わからん」と言います。彼は自分の得になるような振る舞いをしません。
 
 考えてください。ボクシングジム会長の善悪は、私達の善悪と異なります。過去に、ボクシングジムが敵のジムに、下剤入りのグレープフルーツを届けたとか、目を攻撃する「サミングも勝負の内」などと言い始めれば、善と悪のボーダーラインは素人目には分かりません。
 
 私達の世界なら、少々ボーダーラインがずれても、仲間に嫌われるだけですが、勝負の世界やお金の世界では、手が後ろに廻るのも覚悟せねばなりません。それすらもいとわない、物欲の強すぎる人がワイドショーを賑わせています。一時の心の迷いでしょう。でも、一時が一生になる怖さを知ってから善人になっても、時すでに遅しですね。私はこんな失敗はしたくはありません。

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