田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

おめでたい話

2019年05月03日 | 日記
 私の家系は子孫が少ない。私を含め、男五人女一人の兄姉の男子三人は既に他界。長兄は二人の娘があるが、宗教上の教えから娘達は独身、既に五十路を過ぎている。離婚する前の次兄は一人娘をもうけた。この娘は三人の子を持ち、もう孫がいる。血は繋がっているが他家の嫁さま。
 
 次兄は再婚して、一人息子をもうけた。次兄は生活が乱れ、五十前に病死。離婚の原因が浮気にあり、私は次兄を快く思っていない。当然次兄の妻も、我が家の敷居は高かろう。遺恨はないと言う私も、次兄の骨を我が家の墓に納めたのをいまさら後悔している。
 
 さて、嫁いだ姉には二人の子があり、子としては二番目の長女は早々に結婚し、遠くへ嫁いだ。この娘は何かと私に相談をかけてきた。私は姪の恋人の存在を早くから聞かされていた。子を溺愛する姉が二人の関係を壊すのではないかと、何かにつけて心配な私だった。結婚したが遠方へ嫁いだ。
 
 私は自分の娘には、早々の独立を伝えていた。「大学を卒業したら家を出て欲しい」と、娘は何かと理由をつけ、「就職後も同居させて欲しい」と。親としてはとても嬉しいのだが、こんなことで、晩婚に近づかせてはいけないと思っていた。
 
 幸いにして恋人ができた。恋人クンは早速同棲の許可を私に求めてきた。恋人くんのご両親の許可を条件に許した。同棲は無かったから、彼は許可をもらえなかったようだ。おとなしい子だと思った。
 
 さてさて、姉の長男だが結婚しなかった。専門学校を卒業、早々に恋人ができたが、どうも姉のおせっかいが幕引きを促したようだ。それからの独身時代が長く、かれこれ30年。我が家の婆様の心配の種だった。
 
 そんなH君が結婚したい相手がいるそうで(実は聞いてはいたが)連休に姉夫婦に引き合わせたそうだ。昨晩姉が喜びの連絡をくれた。めでたい。