田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

地方選挙後半戦終わりました

2015年04月27日 | 日記
 統一地方選挙が終わり、再び静かな団地です。ふと感じましたが年々選挙運動が静かになっているように思います。騒々しい連呼は私達に良い感情は与えません。「お騒がせします~」と言うなら静かにして欲しいです。
 
 もっぱら私と妻は期日前投票を利用しています。投票日の投票所のあの独特な雰囲気が苦手です。投票をするもしないも自分の勝手、投票したからと言って褒められるものではありません。まして立会人にお礼を言われる筋合いもありません。選挙管理委員会の人達は、投票所でへりくだる必要はまったくないと思います。へりくだればへりくだるほど選挙が虚しく感じます。
 
 私が投票した人は高い得票で当選しました。彼と私は同年齢です。彼の考えと私の考えは全く違いますが、彼は真面目に市議で活動しています。市政は国政と違いますから、真面目が一番だと思います。
 
 彼の前身は革新県会議員の秘書でした。同じ秘書仲間のTは巨大企業の労働組合から秘書になりました。Tは私と中学校の友人でした。共に仕えた県議が在任中にお亡くなりになり、彼らは職を失いました。
 
 二人は共に市議になりました。ある日私は市役所へ打ち合わせに行きました。とても複雑な問題でしたが丁寧に説明すれば解決できる問題でした。市の担当者も中学の同級生でしたので、帰りしなに彼が「Tに会っていこう」と私を市議の個室に案内してくれました。中学同級の三人でしたので気楽でした。市議のTが「おお田神、指名願いか?」と思いもしないことを言いました。慌てた市の吏員が「T、違う違う。田神はお前に会いに来ただけだ」と彼を制止しました。
 
 私のように会社組織を持たぬ者が、市から指名を得ることは、ほとんど不可能です。奥の手は今回のように市議と太いパイプを持つことですが、このような仲は、持ちつ持たれつなのです。儲かれば当然見返りが必要です。
 
 その後T市議は市議会開催中に後援会と供に海外カジノに出入りしたことがスクープされました。当然支援者はいっせいに離れ、彼は落選しました。彼には相当額の負債があったそうで、今は行方不明です。彼の実家の八百屋を老いた父母が細々と切り盛りしていましたが、先日売りに出されていることを知りました。悲しいですね。
 
 政治の末端組織の市議の裏の生活や利権が見え隠れしますが、私が使える1票は、身辺が綺麗かどうかで決めます。