続・蛙独言

ひとりごと

参院選 1

2010-07-13 09:55:35 | 日記
恐竜の時代は1億6000万年間も続いたが、それに較べて我が人類の「歴史」はあまりに短いままに、転げ落ちるようにその「終わりの時」を迎えようとしているのではないかなどとフッと思うことがある。
今、世界と「この国」は、未来を展望する力を失っている。
何はともあれ、参議院選挙は終わった。
あまり力が入るところではないが、今回の話について「思うところ」を何本かに分けて書いておこうと思う。

解放同盟は、中央本部書記長・松岡とおるの二期連続当選を目指していたのだけれど、獲得票数は全国同盟員数を下回る6万8千票、落選ということになった。
蛙も「それなり」な頑張り方はしたのだけれど、支部が出した票数はたかがしれたものだった。
雨が降っていたということもあったし、第一、参議院選挙などというものが「生活感」からあまりに遠いということもあったのかも知れない。
先の「政権交代」選挙について、蛙は「民主党が選ばれたというよりも、自民党政治にNOが突きつけられただけのこと」ということを言ってきたのだが、この10カ月ばかり、鳩山から菅への交代とその内容は目を覆うばかりの惨憺たるものであったから「民主党の惨敗」は必然だったろう。
「ブルータス、お前もかッ!」という話だ。
この「参議院選」が1年前にあったとしたら、「民主に吹いていた風」があったのだから松岡も再選を果たしていたろう。
この状況でも「比例区獲得票数」の全体では民主党は一応「第1党」だった。

「敵を知り己を知らば百戦危うからず」というけれど、蛙は「その時吹いている風」で当落が決まるような選挙に同盟が「候補」を立てて戦うのはいかがなものかという疑問は思う。
成程、同盟員一人ひとりが必ず「三票」を獲得すれば「20万」になるのだから「勝算はあった」というかも知れない。
蛙は「それは酷い思い違いではないか」と考える。

同盟の代表を必ず国会に送らなければならないという考え方にも同意できない。
「少数派の闘いはどんなものでなければならないか」ということは稿を改めてということにしよう。

次回は、「全般的な評価」というところを考えてみたい。

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