続・蛙独言

ひとりごと

産まれること死ぬること

2010-07-25 06:58:37 | 日記
北川君とは彼の郵便局解放研時代からの長い付き合いになる。
定年まで何年か残して鶴海で本格的に帰農、これまでの「闘い」も引き続き頑張っておられるのには頭が下がる。
彼のブログはこれまでも紹介したことがあったけれど、
http://blog.livedoor.jp/tsokta/
7月20日づけの記事には驚かされたり、考えさせられたりした。
コメント欄にURLを張り付けておいたから、本文からはコピペということになるが、そっちからは直接ジャンプできるので、読んでもらいたいと思う。
6月20日、息子さん夫婦の男児出産の話があるのだけれど、なんと自力で自宅出産だったという。
「そんな自宅出産に、本当に出産したのかどうか、法務局が調査に来るという。だから、それまで出生届は受理されず、今は無国籍だと言うのだ。なんか、こういうことのほうが面白い。」

考えてみれば、我々は「お国に認めてもらわねば」「産まれてくること」も「死ぬること」もできないのだなぁとつくづく思う。
実に、胸糞悪い話ではないか。
国家資格である「医師」「助産師」の「出生証明」が無ければ「出生届」は受理されないようだし、蛙が死んだとしても、自宅で静かに眠らせてはもらえないで、必ず「死亡診断書」のようなものがいるようで、でなければ「不審死」として警察の厄介になるらしい。

厭な世の中だ。