アキカラマツ 花

花が樹木のカラマツの葉のように見えることからカラマツソウといいますが、いわれてみれば「そうかな？」という程度です。夏の終わりから秋にかけて山野に普通に見られるやや大形の草本です。なかなか綺麗な立ち姿になっていることがなくて藪にまぎれてそんざいしています。花は花弁はなく沢山のおしべが花の中心です。もちろん雌しべもありますがその存在は控えめですね。散った後に残る果実はキンポウゲ科の特徴的な先がつんと跳ね上がる形態を示しますから同じ仲間と分かります。