森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ユッカラン(リュウゼツラン科) つぼみ

2006年12月21日 | 自然観察日記
 北米原産の耐寒性の常緑低木で、開花期が2度あり6月頃と10月頃とある。太平洋側の地域では至る所の公園にごく普通に見られる。以前住んでいたところも沢山見かけて白い花がしっかりと思い出される。
 そうではあるが長岡ではあまり印象が無い。観葉植物としての鉢植えのものは見ているけれど、街中に植えられているものがあったかどうか・・。少なくとも白い花を付けた株の記憶が無い。
 これは、三条の保内にある温室前の庭園に植えられているものだが、この寒い時期花茎を伸ばしつぼみを沢山付けている。2度咲きの秋の花が遅れたのだろうか。それにしてもおかしい。遅れるにしては少々間が空きすぎで、つぼみは自分の出番が来たぞのごとくこれから咲き出しそうな勢いが感じられる。少なくともこのまま5・6月頃までつぼみでいるとも考えにくいから、1月頃には咲いてしまうかもしれない。開花時期が狂ってしまったのだとすると異常気象のせいとするのは早計過ぎるだろうか。

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