妙法寺のオオミスミソウはまだ満開状態ではあなっかのですが、それでもこんな景観を見せている場所がありました。これでも以前よりは個体数は減っていて文字通り足の踏み場もない状態の場所も普通にあったものです。
オオミスミソウの花をアップしてみました十数本のめしべとそれを取り巻くおしべがあります。おしべはかなりはじけていて花粉を飛ばしたようです。めしべはこれから熟すようです。この種はとても変異する性質があり同じ性質の個体を探すのが困難なくらいです。花の色・形、おしべの色彩、がく片の枚数などなどその組み合わせは膨大です。
オオミスミソウは普通先は尖らず丸い葉です。西日本にミスミソウという種が自生していますが、これは葉が尖り「三角草」です。太平洋側には葉の丸いスハマソウが見られますが、なぜか新潟の種は葉が丸いのにオオスハマソウと言わずオオミスミソウと言われるのです。面白いですね。