【漢字読みクイズ (暮らしニスタより)】
《問題》
問題1.
「十匹」:正しく読むと?
ヒント:「じゅっぴき」じゃありません
問題2.
「過不足」:正しく読むと?
ヒント:「かぶそく」じゃありません
問題3.
「出雲大社」:正しく読むと?
ヒント:「いづもたいしゃ」じゃありません
《解答》
問題1.「じっぴき」
解説
例えば犬の数を数えるとき、「いっぴき、にひき…じゅっぴき!」と言っていませんか?
文化庁が行った「国語に関する世論調査」(平成15年度)によると、75.1%の人々が「じゅっぴき」と読むという結果が出ています。
この、国民のおよそ7割以上が読むと答えた「じゅっぴき」は実は正しくありません。
世の中では、「十」を「ジュウ」と読むことが一般的であるため、間違った読み方が広く使われるようになったそうですが
テレビのアナウンサーが、「十匹」を「じっぴき」、「二十回」を「にじっかい」と発音しているのを聞いたことはありませんか?実はこの読み方が正しいのです。
「常用漢字表」では「十」の読み方を長年「ジュウ・ジッ・とお・と」としてきましたが、「ジュッ」の読み方があまりに一般的となってしまったため、平成22年の改訂では、「十」の項目の備考欄に「ジュッ」が追加されました。
問題2.「かふそく」
解説
「過不足」とは、『多すぎることと足りないこと』という意味で辞書に載っている言葉。
・過不足のないように作業を進める
・現金の過不足がないか確認した
このように、ビジネスの場面で用いられることが多い「過不足」ですが、「かぶそく」と読んでいませんか?
驚くことに、辞書にもはっきり「かぶそく」は誤読であると表記されているんです。
日本語では複合語(本来独立した単語が結合してできた単語)の場合、後に続く単語の頭が濁音に変化する「連濁」が多く見られます。(「経(けい)」+「済(さい)」=「経済(けい・ざい)」)
そのため、「過不足」を「かぶそく」と読むことが一般的に広まったと考えられます。
問題3。「いづもおおやしろ」
解説
「出雲(いづも)」といえば、現在の島根県東部にあった旧国名であり、「出雲神話」の舞台としても有名ですね。
その出雲を代表する神社である「出雲大社」。テレビでも「いづもたいしゃ」と言っていますし、一般的にも広く「いづもたいしゃ」として知られていますが、実は正式名称ではないことをご存じでしょうか。
出雲大社の公式ホームページによると、『一般的には「いづもたいしゃ」と申しておりますが、正式には「いづも〇〇〇〇〇」です。』と紹介されています。
辞書によると、
「たいしゃ【大社】」→きわめて大きな神社や由緒ある名高い神社のこと。社号としては出雲大社のみに許された。
「おおやしろ【大社】」→出雲大社(いずもたいしゃ)のこと
と表記されています。現在は多くの神社が「大社(たいしゃ)」と名乗っていますが、「大社(おおやしろ)」といえば出雲大社のことだそうですよ。
全部間違えの方で覚えていました
きっとこういう間違え多いんでしょうね
暑いですね~
髪を結ばないと頭皮や顔が汗だくです
お洒落するのも大変な季節になりますね
いやだねぇ(;^ω^)