hasyan の 旅の散歩道

元気な間に余暇を通じてドライブなどで得た、行き先々の身近な風景・
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三木市・志染の石室(窟屋の金水)  2010.04.06

2010年04月09日 20時07分08秒 | 公園・名所・名勝

   所在地  志染の石室   兵庫県三木市志染町窟屋

 駐車場から標識に従い進むとこんな標識が、「左下 金水」の石碑が

 今から約1,600年前、第20代の安康天皇が亡くなったあと、皇位をめぐる争いが起こり、この争いから
逃れた市辺押磐皇子(いちのべのおしわのみこ)の二人の王子、億計(オケ)王子と弘計(ヲケ)王子が隠れ住み、
のちに弟の弘計王子が顕宗天皇に、兄の億計王子が仁賢天皇になられたと伝えられています。

日本書紀によると飛鳥時代、後の顕宗天皇と仁賢天皇が幼少の頃、政変の難を逃れて
隠れた石室とされています。その中のわき水は天然記念物の『ひかり藻』の作用によって12月下旬から
3月初旬には色を変える事があるため『窟屋の金水・金水の洞窟』とも呼ばれています。

光って見えるのは、淡水産の単細胞藻類で、体長は3~6ミクロン。日の当たりにくい山中の
池や洞くつ内の水たまりなどに発生する。大量発生して水面に浮き上がると、葉緑体やカロチノイドという
成分が日光に反射、水面を緑や黄色にするのが金水の仕組みとされています。

 三木総合防災公園(三木震災記念公園)の整備、開発に合わせて2005年5月、
窟屋の金水・志染の石室も整備され、新たに休憩用のあずまや、ほこら、御堂などが完成しました。
次回をお楽しみに  では またね







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