2005.02.16
僕を含めて4名の教員が担当する環境デザイン実習5の合同講評会が開催された。住宅庭園の保全(三谷先生担当)から大学キャンパスの再生(古谷先生)、旧街道筋の街並み誘導(木下勇先生担当)、市街化調整区域内農業地帯の保全活用計画(僕担当)、中国の遺跡公園の整備計画(章先生)と、空間スケールも内容も様々だ。共通しているのはいずれも実際のプロジェクト(公共・民間)とかかわっていること。4年間最後の実習ということでより実践的な内容になっているわけだ。それと、全体的にプランニングレベルの提案がここ数年増えている。
これについて三谷さんから、実際にそこでどんな空間体験ができるかというところ(計画からデザイン)までちゃんと提案すべきだ、という指摘があった。もっともだ。僕の言葉で言うなら、具体的なイメージを伴わない「計画」は無責任/無意味である。けれども、世に、機能と構造の提案をもってよしとする「計画」のなんと多いことか(特に行政のマスタープラン系)。同じ機能と構造をもつ形態はそれこそ無限に存在する(機能と構造によって形態は定まらない)。形態はデザイナーの仕事と考えるようなプランナー、言い換えるなら、形態に関心がないプランナーというのを僕は信用しない。無責任である。
僕を含めて4名の教員が担当する環境デザイン実習5の合同講評会が開催された。住宅庭園の保全(三谷先生担当)から大学キャンパスの再生(古谷先生)、旧街道筋の街並み誘導(木下勇先生担当)、市街化調整区域内農業地帯の保全活用計画(僕担当)、中国の遺跡公園の整備計画(章先生)と、空間スケールも内容も様々だ。共通しているのはいずれも実際のプロジェクト(公共・民間)とかかわっていること。4年間最後の実習ということでより実践的な内容になっているわけだ。それと、全体的にプランニングレベルの提案がここ数年増えている。
これについて三谷さんから、実際にそこでどんな空間体験ができるかというところ(計画からデザイン)までちゃんと提案すべきだ、という指摘があった。もっともだ。僕の言葉で言うなら、具体的なイメージを伴わない「計画」は無責任/無意味である。けれども、世に、機能と構造の提案をもってよしとする「計画」のなんと多いことか(特に行政のマスタープラン系)。同じ機能と構造をもつ形態はそれこそ無限に存在する(機能と構造によって形態は定まらない)。形態はデザイナーの仕事と考えるようなプランナー、言い換えるなら、形態に関心がないプランナーというのを僕は信用しない。無責任である。