元県民局長は文書問題の調査が本格化していた去年7月に死亡しました。

 県はその2か月前に、元県民局長に対し、停職3か月の懲戒処分を下していて、理由として「勤務時間中に業務と関係ない文書を作成していた」ことなどを挙げていました。

 これを受け、県民46人がことし3月までに「業務と無関係な活動に充てた時間について、県からの給与が支払われていたことは、不当な支出である」として、遺族に対し給与の返還を求めるよう、県に請求していました。

 しかし、監査委員事務局は、24日結果を公表し「給与返還請求を行わないこととした執行機関(県)の判断には正当な理由があり、返還請求を行っていない現状が違法または不要とは認められない」として住民側の請求が棄却されたことを明らかにしました。

 監査結果によれば、給与の返還を求める場合、請求する金額を正確に算出するため、勤務していなかった時間を正確に把握する必要があるということです。

 しかし、監査委員は、すでに本人への聴取は不可能であるうえ、パソコン上に残る操作記録だけでは技術的に時間の把握は不可能であると判断したということです。

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告発文書をマスコミや政治家に送付した元西播磨県民局長。

その動機を知りたいのか、はたまた局長のプライバシーを曝け出して貶めたいのか。

業務時間中に私的文書を作成した事を問題視した県民46人。

仕事中にサボったのだから、その分の給与を県に返還しろ、との要求。

元局長は既に亡くなり、遺族に請求するとの考えとは・・・・。

そこまでする?

そりゃあ、200時間の給与ってかなりの額だと思いますが、

どう計算するのでしょうね。

単純計算すれば・・・・。

8時間労働で22日勤務だと・・・176時間。

1か月と3日ですか。

局長クラスだとう~ん・・かなりの額なのは間違いないです。

普通なら退職金は支払われているでしょうし、遺族にとっては戻せない額ではないとは思いますが、

それでも自殺した方の遺族に給料を戻せ、なんていう神経が理解できません。

200時間の私的流用の代償が3か月の停職処分だと思いますが、

それでも「カネ返せ」なんですか。

それに一連の騒ぎでデマも含めてある事ない事吹聴され、どんなに遺族の方は悲しかったか、悔しかったかと。

身から出た錆と言われれば、そうかもしれませんが、名誉棄損になりませんか。

14年間で200時間ですよ。

それもパソコンを起動していた時間も含まれるらしいですが。

という事はパソコン起動時間から公的業務時間を差し引いた時間が200時間になったという事でしょうか。

なんと大雑把な。

というか、元県民局長の聞き取りからの概算の様ですから、もう何が何やらと思ってしまいます。

何度も言っていますが14年間で200時間ですよ。

1日当たり、どれだけだと言うのでしょう。

もう呆れます。

そんな事で無駄な時間を県職員に遣わした住民監査請求をした46人。

何をしたいのかと思います。

そこまでして斎藤知事の正当性を強固なものにしたいのかと。

何か異常性を感じますが、今回の請求棄却結果に対して、これが始まりだと言う人も。

つまり、監査請求をして裁判に持ち込むためだと言うのです。

以下の新田哲史氏のXへのポストを参考にして頂ければ、何となくわかりますが。

でも、何となくです。私はですが・・・。

 

つまり監査請求=住民訴訟をしたら真相と元県民局長の責任が明らかになる?

責任?

私的文書=卑猥な文書を書く様な局長は怪しからん。

そんな人物の書いた告発文書は信用できない、斎藤さんの判断は正しかった。

そういう結論に持っていきたいのでしょうか。

 

告発文書が嘘かどうか、そして最初から犯人捜しをし、更に報復の様な処分が許されるのかです。

斎藤さんは告発文書のパワハラやおねだりが身に覚えがあったからカッとなり

腹心の片山氏に徹底的に調べろ、と指示したのでしょう。

その結果、パワハラはあった、全てではないにしろパワハラ認定されたのです。

身に覚えがあったなら尚更、自分で犯人捜しをしてはいけなかったのです。

ですから均等割りだと元県民局長が年間14時間、月間1時間、1日あたり3分の私的流用が非難されるのかどうなのか。

長くて1日3時間の時もあったと言っていましたから、もっと少ない時もあったのでしょう。

しかし、それがどうした、と言いたいです。

そこまで詮索し、元局長を貶め、遺族に給与を戻せ!とは信じられません。

元局長をとことん貶めても、斎藤知事が犯人捜しをした事実は消えません。

元局長をとことん貶めても、事実は事実、あったパワハラをなかった事に出来ません。

勿論元局長をとことん貶めても斎藤さんを知事の座から引きずり落とす事は出来ません。

111万人の兵庫県の有権者が斎藤さんを選んだ事はなかった事には出来ません。

だからなんです。

だから、斎藤氏はもっと誠意を見せるべきです。

犯人捜しをした事はパワハラだと多くの法律専門家が指摘しています。

斎藤さん応援団にも弁護士がいるようですがパワハラや公益通報が専門ではありません。

百条委員会に参考人招致をした弁護士やジャーナリストは専門家ですし実績もあります。

それでも気に入らないからと反論する人たち。

その中には斎藤知事も含まれます。

いわば無知だったのです。

この問題の出発点は告発者捜しとパワハラだった筈。

それを理解していなかった斎藤知事ですから早急に研修を受けるように言われていたのです。

何が何でも、公務よりも優先し、残業してでも専門家の研修動画を観るなり、専門書で勉強すべきです。

その知識が薄弱だから、記者会見でどれだけ批判されても動揺しないのでしょう。

自分は悪くない、自分の判断は間違っていない、そういえるのです。

斉藤知事に諭す人はいないようです。

斉藤知事の周りには応援団の人ばかりでしょう。

知事就任後も周りは「牛タンクラブ」の面々で固めていました。

それもこの問題の発端でもあります。それが県職員の反発を招いたのです。

あの副知事であった片山氏の強引な取り調べ。

そして証拠物品であるPCの押収。

その情報を拡散させた知事の仲間。

更にはその情報を立花氏に渡し、選挙を有利にさせた事実も。

いい加減、自分の非を認めるべきです。

そして斎藤氏に投票した111万人は事実を知って欲しいです。

今更、111万の票はなかった事に出来ません。

しかし、事実を知って欲しいです。

デマに惑わされないで欲しいです。