漂流ブイは海保の巡視船が尖閣諸島の北約170キロの東シナ海の日本のEEZ内で発見した。直径約5メートルで「中国海洋監測」との表記があり、上下逆さまに転覆した状態で、機能停止していた。

中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は2日の記者会見で、漂流ブイについて「技術的な故障」のため、長江(揚子江)河口付近の海域に設置されていたものが流されたと釈明した。「中日双方は、この件に対応するため意思疎通を保っている」と述べつつも、「日本のEEZという言い方は受け入れない」と発言していた。

昨年7月にも、中国の海洋調査船が尖閣周辺の日本のEEZ内にブイを勝手に設置しており、日本政府の毅然とした対応が問われる。

1月に尖閣諸島近海のEEZ内で漂流中だった中国ブイ。

いつになったら撤去するのか、それともずっと検討中とするのか思っていたところ

なんと、

なんと、行方不明との事。

恐らく沈没したのではないかと林官房長官。

これでやれやれと胸を撫で下ろしている林さん。多分。。。。

本当に何もしていなかったのですね。

上空から時々見守るだけだったとは。

せめてGPSでも着けて監視すれば良かったのにと一般人は思います。

政府は外交ルートで「あれは何か」みたいに中国に問い合わせたようですが、

その時に「早く撤去するように」と言わなかったのでしょうか。

というか中国側は漂流場所は日本のEEZ内ではない!と言ったと想像しますし、

それに対して小心者の日本は何も言えなかったのではと。

尖閣諸島は日本領だと主張するなら、もっと強気に出てサッサと撤去したらよかったのです。

それをしないから中国は益々尖閣諸島は自国領だと強弁してくるのです。

 

そして翌8日に、やっぱり中国ブイ撤去は検討中だと林官房長官。

船舶の航行に邪魔だから即撤去すればいいのに、いちいち中国にお伺いを立てていたのかと思ってしまいます。

中国ブイ「撤去含め検討」=林官房長官(時事通信) - goo ニュース

本当に尖閣諸島を守り切るつもりなのか。

尖閣諸島に中国が侵攻してくれば台湾有事の足掛かりにされる可能性もあります。

それを想像できないのか、それとも中国には歯向かえない事なかれ主義なのか。

本当にもう、岸田政権はどうしようと思っているのか、

尖閣諸島に中国が侵攻してきたらどうしようと思っているのか。

一旦侵攻されれば、取り戻すのは困難です。

軍事力も使わねばなりません。

こんな事では守り切れないです。

まさか酒を飲みかわし、仲良くなれば解決できると思っているのでしょうか。まさかね。

まさか米軍が助けてくれるとでも思っているのでしょうか。まさか。。。。

日本領は日本が守る義務があります。当たり前です。

自衛隊が動かないのに米軍が動くわけありませんし、自衛隊が動くという事は多少なり軍事的衝突はあるでしょう。

それに首相なら未然に防ぐ事の重要性が分からない筈もないでしょう。

それなりの準備なり、構想なりシミュレーションなり考えていると信じていいのですか、岸田さん。