昨日の兵庫県知事記者会見での事をもう少し。
時事通信の女性記者が斎藤知事に厳しい質問をした為か、
斎藤知事擁護者や立花孝志氏の考えに賛同する人たちが女性記者を攻撃し、
それは時事通信社への抗議の電話となり、
この女性記者は配置換えになったとの事。
それは時事通信が女性記者を守る為なのか、それともこの問題に深入りさせない為なのかはわかりませんが、
女性記者は配置換えに納得していない様子でした。
この事を記者会見の場で斎藤知事への抗議にもなり、更に記者への誹謗中傷に繋がっているようです。
この記者は過去には的を射た質問をしていた様子です。
時事通信の記者。
— かぼちゃ (@kabochakun) July 29, 2025
確か「会見が荒れたり長引くのは、知事が質問にきちんと答えないから」という旨を、初めて斎藤に批判的にぶつけた記者だったと思う。
そのほかにも、ひねった視点から工夫して質問をする場面もたびたびあって、応援していた記者だった。
県庁詰めからの異動は残念すぎる。
ここからは記者質問の書き起こしです。⇩
これをまた成功体験として、またネットの人達が挙って兵庫県に集まってくる。
— falsetto(ファルセット) (@MyFalsetto) July 29, 2025
兵庫県はそういう遊び場になっていると私は思います。
こうする事で記者が萎縮して、職員や議員が萎縮していく訳ですけれども、斉藤さんが斉藤知事が推し進めている風通しのいい職場作りはそれで実現するんでしょうか?
続
『県が返納額を算定できなかったのに、住民訴訟で原告が示した根拠が曖昧な額で返納を受けたという事はですね、今後、禍根を残すかなという風に思うんですけれども、今回、住民訴訟はネットで呼び掛けられて行われたという事でですね、返納した後も非を認めたと言ったネットでの攻撃が続いています。続
— falsetto(ファルセット) (@MyFalsetto) July 30, 2025
何百人もの県民に住民監査請求をされた末に、そっとしておいてほしいとお金を自ら返してきた遺族の境地を思うと、耐え難いものがありますけれども、知事は今こそ、ネットでの嫌がらせを止めろと言うべきではないでしょうか。』
— falsetto(ファルセット) (@MyFalsetto) July 30, 2025
この記者さんに対し、サキシルの新田やN党の立花党首が批判するようなポストを行っています。
— falsetto(ファルセット) (@MyFalsetto) July 30, 2025
政治や声の大きい者に萎縮し、配慮・忖度するようでは、正しい報道ができるはずがありません。
心ある人は声をあげましょう。
そして、労働者が誇り高く志を持って働けるよう、声をあげていきましょう。
専修大の山田健太教授は知事の態度に警鐘を鳴らしています。
昨日の時事通信記者をめぐるやり取りが記事になっている。不当な記者攻撃にも見て見ぬふりの知事。専修大・山田教授は「斎藤知事は支援者の行動を実質的に黙認しており、お墨付きを与え、さらに過激な行動を誘発している。(略)最も大きなダメージを受けるのは事実を知ることができなくなる県民だ」 https://t.co/qC8PBG8EML
— 松本創 (@MatsumotohaJimu) July 29, 2025
※追記です。
新田氏の言い分です。⇩
https://youtu.be/uGXnPdWJ858?si=i6t-lUxp6b02xCYy&t=648
遺族の方が検証不可の「14年間で200時間」の私的利用分の給与を返還しましたが、
これはあれこれ詮索される事を嫌い、そっとしておいて欲しいとの願いだと報道されています。
そうです。
もうこれ以上ネットリンチのような事をされるのは耐えられない、との気持ちでしょう。
ですから何も非を認めた訳ではありません。
それを新田氏は認めたくなければ戦えばいい、
給与を返還したのは認めた事と同じだ、と言っていますが、
それは新田氏の目的、私的文書の内容を裁判で明らかにさせる為です。
そりゃあ、公務時間に私的文書を作成していたのは非難されるべきです。
当然です。
しかし県としてはこの問題は3か月停職の処分をして終わった事です。
3か月停職ならその期間の給与はありません。
ですから既に私的文書作成時間の弁済は終わった事です。
つまり給与返還する必要はないのです。
そもそも14年間で200時間はPCログイン時間であり、その中には他の仕事をしている時間も含まれています。
更に言えば、私的USBから公用PCにデータを移行させた可能性はゼロ?
普通に考えると公務時間中に告発文を書く事はあっても私的小説など書いている時間ってあるとは思えませんが。
それだけ県民局長は異常だったと言われればそれまでですが。
とにかく斎藤知事は自分の非を認めません。
記者が質問しても自分に都合が悪ければ、一般論を述べるだけで、真面に答えません。
それが歯痒いのです。
それが記者が同じ質問をしつこくする要因にもなっているのです。
ではどうすればいいのでしょう。
斎藤知事が自分に都合が悪くても、質問にYESかNOか答えれば済むだけです。
未だに公益通報者保護法については自分は悪くないとのスタンスです。
誹謗中傷性が強い文書だったからと、告発者探索は已むを得なかった、
自分のした事は間違っていなかった、だから嘘八百発言は撤回しない、と言っているのです。
自己保身が強い斎藤知事です。
しかし県のトップなら、県民の為にも謙虚になって欲しい。
自分が悪ければ素直に謝って欲しい。
そして斎藤知事の指導力、発信力で誹謗中傷を収まらせて欲しいのです。
特に立花孝志氏の暴走を止める努力を第一にして欲しいです。
千葉県知事選でも2馬力選挙をしようとした立花氏でしたが、
熊谷知事は「迷惑だ」と断っています。
斎藤知事にも熊谷知事の様に立花氏に苦言を呈し、
頑として誹謗中傷は止めて欲しい、
兵庫県知事として、この混乱を収束する為に
そして県民を守る為にお願いする!と立花氏に言ってほしい、
いいえ言うべきです。