日本の種苗、中韓で無断流通か=「紅ほっぺ」など36品種―農水省が調査
2020/09/24 08:54
中国と韓国でインターネット通販されている果実の種苗の中に、「紅ほっぺ」や「紅ゆたか」など日本で品種登録された名称のものが少なくとも36品種あることが24日、農林水産省の調査で分かった。いずれも日本の開発者の許諾を得ていない。高品質で知られる日本産の果実は中韓でも人気があり、種苗が無断で持ち出された可能性がある。
7月に委託業者を通じて中韓の複数の通販サイトを調べた。調査結果は近く公表される。中国では、静岡県が開発したイチゴ、紅ほっぺが「紅顔」、佐賀県の「さがほのか」が「佐賀清香」、山形県のサクランボ、紅ゆたかは「紅豊」などとして商品名に使用。韓国でも愛媛県のかんきつ「甘平」を想起させるハングル名の種苗が売られていた。
商品が日本の登録品種そのものか、名称のみ使われているのかは不明。仮に名称だけだとしても、低品質な種苗に使われて輸出されれば日本産ブランドが受ける打撃は大きい。中韓で日本の開発者が品種登録していれば販売差し止めなどの対応ができるが、多くは未登録だ。さらに出願期限も過ぎている。
かつて日本のイチゴ品種が韓国に流出し、無断栽培された例では、日本産の損失額が5年間で最大計220億円に上ったと推計されている。
政府は先の通常国会で海外への無断持ち出しを規制するための種苗法改正案を提出したが、審議時間が足りず、法改正は先送りされた。
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種苗法改正を知ったのは柴咲コウさんのtwitterでした。
突然の投稿で驚きました。
誰かの影響なのかとか、誰かの指示なのかとか。
その様な見方も出来ますが、柴咲さんは環境問題に興味を持っている様ですから
聞きかじりというか、早とちりで投稿した可能性も否めません。
ただ有名人が投稿し、それを支持する人がいて、どんどん反対する人が出て。。。
結局、6月の改正は見送られました。
これはtwitterの影響だけではなかったのでしょうが。。。
しかし改正見送り以降も海外に流出した可能性もありますから柴咲さんも罪作りです。
これら韓国など外国の理不尽な農作物の無断栽培を阻止するため、種苗法改正案を提出したが、見送りとなった
— 織田秀信 (@gifu_chunagon3) September 18, 2020
見送りの一因を作った柴咲コウの内容を履き違えたツイートは罪が深い
改正案
許諾必要となるのは、新規登録の品種で、従前の品種に許諾は必要無い
種苗法改正案https://t.co/RoQ18PiTmA pic.twitter.com/nYugH0lrNf
※柴咲さんのtweetに小池晃氏が「いいね」をしていますね。
当時、江藤農水相が会見で説明していますが他の局も積極的に報道して欲しかったですね。
種苗法改正案について 江藤農林水産大臣記者会見(令和2年5月19日)
江藤氏指摘の韓国に流出していたイチゴ品種を頬張るカーリング女子。
https://www.sankei.com/economy/news/180302/ecn1803020059-n1.html
有名人に言論の自由がないのかと逆切れする人がいますが、
有名人は注目されます。
それだけ影響力があります。
悪意がなくても、その発言に惑わされ信じ込む人もいます。
その事をもっと自覚し、発言するならよく調べてからにしてもらいたいです。