遺留品と拉致(9月1日のショートメッセージ)
拉致と言えば小泉訪朝で帰国出来た被害者の話から無理やり連れていかれたと思いがちです。
蓮池薫さん・奥土祐木子さんや地村保志さん・濱本富貴惠さんは浜辺で、
横田めぐみさんや曽我ひとみさん・ミヨシさんは帰宅途中で拉致されました。
しかし呼び出され、そのままいなくなった人もいます。
家出なら事前に準備するでしょう。
しかし紺屋淑子さんや高橋勝彦さんは眼鏡や財布はそのまま家に残したまま失踪しています。
家出なら大事なものは持っていくはずです。
そして紺屋さんの自宅と高橋さんの勤務先は近くという繋がりがあります。
つまり地元に手引きをした人、拉致の協力者がいたのではと考えられるのです。
それは朝鮮総連関係なのか、在日朝鮮人なのかよく分かりませんが、
犯罪に手を貸した人がいて、その人は逮捕もされず普通にその街で暮らしているのです。
40年以上も拉致被害者を助けられない日本の法律がおかしいのか、
真剣に助け出そうとしない国会議員が悪いのか、私たち一般人も無関心すぎるのか。。。
拉致問題は過去のものと思っていました。
そして拉致犯は朝鮮人だと思っていました。
しかし拉致犯の他に日本に住んでいる協力者がいるのです。
その協力者は何食わぬ顔で生活していると思うと遣る瀬ない気持ちになります。
何としても拉致被害者を救出すると言った安倍総理。
しかしその願いも叶わず、辞任を決断しました。
この事を非難する人がいます。
被害者を救出すると言ったのに出来なかったじゃないかと。
では私たちは救出するためにどんな努力をしましたか。
横田めぐみさんの弟の哲也さんの言葉を思い出します。
https://youtu.be/PPYG0bjxAF0?t=550
訴える力が大きいのはマスメディアです。
世論を左右しかねない大きな力を持っています。
その証拠に違法でもない森友、加計問題で世間を賑わせ
テレビで大きく取り上げ、そして野党と一緒に安倍批判をし、
何が問題なのかを見失わせました。
せめて小泉訪朝を機に世論が盛り上がり、そして国会議員を動かし
日本の国中が北朝鮮や朝鮮総連の批判をしていたら、
そしてもっと強い態度で臨んでいたら、この問題も既に解決していたのではと思います。
勿論、そんなに簡単にはいかないと思います。
でもこの問題を我が身の事と思い、被害者救出を真剣に考える人が多くなり、
一歩でも二歩でも前進したと思います。