小渕経産相、違法の認識に言及 不透明支出問題 進退問題は明言避ける(産経新聞) - goo ニュース
小渕優子経済産業相は16日の参院経済産業委員会で、支持者向けに行った観劇会の費用の収支に差額があることについて「私の方で補填(ほてん)したということになれば、法律に引っかかるとの認識は持っている」と述べ、費用負担が事実ならば公職選挙法に違反するとの認識を示した。
小渕氏は一連の疑惑について「私事で大変お騒がせし、心からおわび申し上げる」と陳謝。進退については「現段階では調査をしている」と明言を避けた。
小渕氏の後援会など2つの政治団体は平成22、23年分の収支報告書で、支持者向けの観劇会の収入として計約740万円を記載。ところが、観劇費やバス代などの支出は2年間で約3400万円と記載した。収支で約2660万円の食い違いがあり、支持者への格安の観劇ならば公選法が禁じる有権者への利益供与に抵触する可能性がある。
小渕氏は「実費をもらっていると承知しているが、収支の乖離(かいり)は今回初めて分かった。しっかり確認したい」と述べた。
小渕氏をめぐっては、政治資金管理団体が親族企業からネクタイなどを政治資金で購入したことも判明しており、小渕氏は「贈答品などに使った。政治活動の範囲内だ」と説明した。
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第二次安倍内閣では何事もなく万全の体制でしたが
改造内閣は前途多難です。
閣僚の人選を能力で決めず、女性登用も勘案したからこのような事態になったのではないでしょうか。
起こるべくして起こったという事です。
うちわ問題の松島みどり法務相も過去には参院予算委員会出入り禁止になった事もあり
かなりの人物のようです。
そして今回の小渕経産相の資金の問題は言い訳が立たない不祥事になりそうです。
過去には談合疑惑の企業から政治資金を受け、その後返金する事もあり脇が甘いところもあるようです。
小渕元総理の娘という事もあり、バックに政界の大物がいそうです。
自民党の長老、青木氏にも可愛がられているとかも聞きます。
そう考えると、自民党の悪い体質を受け継いでいるとも言えそうです。
もしかしたら、自民党長老たちの指南があったのではと勘繰ってしまいます。
不透明な今回の支出ですが、公職選挙法違反になるか虚偽記載になるか・・・。
どちらにしても「うちわ」どころの問題ではありません。
小渕さんの昨日の国会答弁や記者の質問の返答を見ても
答弁能力はかなりのものだと見受けられ、ここで終わるのは残念ですが
よくて辞任、悪くて辞職でしょう。
そして安倍政権にとっては大打撃です。
上手くいっていた第二次安倍政権。
女性登用で心機一転のつもりが大激震です。
不純な動機では足を掬われるという事でしょうか。
小渕さんがいくら釈明しても、どっちに転んでもこのままでは済まされないでしょう。
ご自身の不正にこれ以上時間を取られるのは不本意だと思います。
様々な懸案事項がある今国会です。
個人的な不正については早く決着し、正常な国会に戻してもらいたいです。