初心を忘れず学び続ける

2008-03-11 | 社労士日記
以前、新聞記事でもありましたが、年金相談で企業名のあたま1文字などをヒントとしているようですね。

場合によっては、正しい企業名を含めていくつか企業名を提示して、思い出していただくようなやり方もできないかなぁ・・・と思う今日の相談。



人事異動や新入社員を迎え入れる時期が近づいてきたような春のように暖かい日中だったのも今日

新たに先輩や上司という立場になる場合も出てくると思いますが、先輩や上司としての自負は忘れずに、かつ後輩や新人などからも新たな知識や考え方などを学べる柔軟な意識を持ち続けたいものです。

***** 日経夕刊「メジャーリポート」より ここから *****
『名選手の居残り練習 学ぶことに終わりなし』

キャンプ序盤の全体練習は通常、午前中に終了し午後1時までには多くの選手が練習施設を後にする。ただ、ある日の午後、帰路に就くチームメートたちを尻目に、マリナーズの城島が一本のバットを手に薄暗い室内練習場に消えていった。後を追えば、コーチと一対一。会話までは聞こえぬが、右打ちの指導を受けているようだった。

まず、ボールを置くティーを内角高めの位置に設定し、右側のネットを狙って打つ。しかし、案外難しく、初めはかするような打球しか打てない。これには城島自身も声を上げて笑った。

まともな打球になるにはしばらくかかり、結局は1時間弱の居残りとなった。ただ、バッティングケージから出てきた城島を見て、彼の姿勢にハッとする。すでに十分な実績のある選手。メジャーでも結果を残した。彼ほどの選手なら、泥臭い居残り練習を断ることもできただろう。

しかし、彼は「右方向に強い打球を打つことは今年のテーマ。シーズンで困ったときのために、少しでも自分の引き出しを増やしておきたい」と、少しも嫌なそぶりを感じさせない。その証拠にそれからの城島は、打撃練習の前、室内練習場に立ち寄って復習することを常とした。

別の日、今度はイチローが2人のコーチと走塁の居残り練習をする光景を見掛けた。ただし、身振り手振りで指導しているのはイチローの方。

彼が1人で走塁練習をしようとしているところへ、コーチが「どんな練習をするのか見せてほしい」と声をかけたようだが、2人はイチローが滑り込む際、お尻が地面につかないことに興味を示した。

イチローは「練習ではつくが、試合ではつかない。それがどうしてかは分からない」と説明に窮したが、参加したT・フィリップス臨時コーチは「僕らはお尻からすべるよう教わった。でも、それだと、ブレーキがかかる。彼の滑り方ならスピードのロスが少ない」と納得顔。「現役のときに教わりたかった」と苦笑しつつも「これを若い子に伝えたい」と収穫を口にした。

認められた選手であれ、コーチであれ、それをやめれば、成長は止まる。分かりきったこととはいえ、改めて目の当たりにして、その大切さを実感した。
(スポーツライター 丹羽政善)
***** 日経夕刊「メジャーリポート」より ここまで *****

城島選手やイチロー選手もさることながら、選手からも学ぶ意識のあるコーチの姿勢には学ぶものがありますね。



産業カウンセラーの学科試験以降、少々カウンセラーの勉強からは遠ざかっていましたが、今日から新しい本を読み始めたところでした
改めてテーマをもって、初心を忘れず勉強し続けていきたいところです
コメント
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