春の特別電話労働相談

2008-03-04 | 労働関係
3月といえば花粉症の時期・・・鼻もムズムズしております


一方で異動発令の時期でもあり・・・そろそろソワソワしてくる時期でしょうか。


異動する本人や受け入れる職場の方々にとっては業務の引き継ぎや雰囲気の変化など心理的負担が出る場合もあります


場合によっては異動を申し渡す方にとっても心理的ケアも必要なようです・・・


***** 日経夕刊「こころのサプリメント」(2/20)より ここから *****
『夫の様子がおかしい 家族で悩みを聞く』

大学生と高校生の二人の息子を持つA子さん(47)。半年ほど前から夫の様子が変だという。ぼんやりして反応が鈍く、「何かあったの?」と聞いても取り合ってくれない。心の病気ではと不安になり、夫のことでカウンセリングに訪れた。

A子さんと夫は大学時代の同級生。結婚当初から仲が良く、何でも話し合って乗り越えてきたといい、夫婦間の問題ではないようだった。そこで次のカウンセリングには、二人そろって来てもらった。妻の前ではにこにこと「心配ごとはない」と話す夫だったが、夫婦別々に話を聞くうちに、ぽつぽつと仕事の悩みを打ち明け始めた。

「人事部長として、会社の人員削減を任されている。仲間をリストラするくらいなら転職したいが、家族のことを考えるとそれもできない」と話す夫。余計な心配をかけたくないと妻にも相談できず、ひとりで悩んでいたようだった。

そこで夫には「人生で最も大切なもの」を再び考え直してもらうとともに、家族を信頼して自分の気持ちを話してみることをすすめた。その週末、家族はさっそくキャンプに行き、たき火を囲んで話し合ったという。二人の息子は「家族のために嫌な仕事を我慢するのはやめて、本当にやりたいことをしてほしい」と言ってくれたそうだ。

キャンプから帰ってきた夫は「収入は減るが、今の仕事を辞めて以前から興味があった福祉の仕事に就こうと思う」と明るい表情を見せた。「子どもたちの言葉を聞いて心強く思うとともに、人生の転換をする勇気が出た」という。

  ◇  ◆  ◇

一般的に男性は、「家族を愛し、守らなければ」という気持ちが強く、悩みや不安を一人で解決しようと抱え込みがちだ。孤独の中で行き詰まり、うつ病になったり自殺したりしてしまうケースもある。だが、本当に悩んだときはA子さんの夫のように思い切って家族に本音を話してみてほしい。家族もまた自分を愛し、支えてくれていることが分かるはずだ。
(ファミリーカウンセリングサービス 荒木次也)
***** 日経夕刊「こころのサプリメント」(2/20)より ここまで *****



そんな時期を踏まえて、東京都労働相談情報センターによる「~春の特別電話労働相談~」が実施されるようです。

 【日  時】3月6日(木)・7日(金) 10時~19時
       ※7日(金)15時~17時は弁護士さんも対応とのこと

 【電話番号】03-5211-2347

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