秋田で金梅の名の付いた山野草はキンポウゲ科シナノキンバイ(ホームページをご覧ください)の他にバラ科キジムシロ属7種とダイコンソウ属1種がありますが、ここではこのバラ科8種の特徴について記載します。
山地に生育 低地に生育
ミヤマキンバイ キジムシロ
イワキンバイ ヘビイチゴ
エチゴキジムシロ ミツバツチグリ
コキンバイ エゾツルキンバイ
・・・・・山地に生育・・・・・
ミヤマキンバイ
秋田駒ケ岳
イワキンバイ
森吉山
エチゴキジムシロ
真昼岳
コキンバイ
御所の台
・・・・・低地に生育・・・・・
キジムシロ
森岳
ヘビイチゴ
森岳
ミツバツチグリ
森岳
エゾツルキンバイ
男鹿半島
花の比較:
バラ科キジムシロ属(コキンバイはダイコンソウ属)の花は全て酷似しており花弁は5枚、黄色い倒卵状円形で、先端がやや凹形でおり(コキンバイは尖る)、萼片も5枚、卵状披針形、先端が尖り、副萼片も広披針形で先端が尖るというのが基本的な形であって、種により若干の色ならびに形の違いは見られます。
葉ぞの他
葉の形と植物の全体像とが最終的な識別の決め手となってきます。