11月7日(土)は朝から雨模様の天気でしたが、正午過ぎのに晴れ間が見られたので以前からマークしていた千秋公園(秋田市)にオオミゾソバ(大溝蕎麦)の撮影に行ってきました。
公園の北側に面した湿った斜面に大群落を作っていました。
開花時期は近縁種のミゾハギより極めて遅く10〜11月と思われます。
花弁が全開することなしに花弁が散っていますので閉鎖花に近い半開状態で終わるようにみられます。
葉柄に細い翼と疎らな毛がみられます。
地中の根の先端には地中花がみられます。
全体の大きさがオオミゾソバとミゾソバとは著しく異なりますが両種は同一種とされています。
オオミゾソバの葉の中央部はくびれこんでいます。
ミゾソバは至る所の湿地で見ることができますが、オオミゾソバは極めて稀にしか見られないのようです。