牧師室だより 2012年12月16日 アドベント(待降節)の祈り
アドベントにあたり、三つの祈りを紹介します。祈りを合わせましょう。
恵み深い神よ、あなたはこの季節を定め、独り子なる御子の受肉におけるあなたの限りない憐れみを覚えることをお命じになります。この聖なる時に、感謝の思いをもって日を過ごし、あなたの数多くの恵みを覚えつつ心を高く上げる時としてください。
神よ、この聖なる季節、尊い御降誕が近づいている時に、主イエス・キリストを迎える良き心備えをするために、その日々を正しく心を戒めて過ごすことができるようにお導きください。
キリストはすべての者に愛と恵みを与えるためにこの世に来られました。神よ、私たちも互いに、まず目を覚まし、光の中を信仰者にふさわしい品位をもって歩み、隣人を傷つけることがありませんように。隣人に躓きを与え、困難な中に陥れ、その人格をおとしめるような行為を避けることが出来ますように。全てのことにおいて、主の愛にならい、状況の許す限り、力の及ぶ限り、全ての人々に慰めと救いをもたらす業に励む者にしてください。(ジョン・ゴウター・17世紀)
全能の神よ、あなたはかつて預言者たちによって、多くのかたちで、また多くのしかたで先祖に語られましたが、時満ちて、イスラエルの救いの願いを、救い主イエス・キリストにおいて成就されました。万物がキリストに服従する日を早く来らせてください。父と聖霊とともに生きていまし、私たちを治めたもうイエス・キリストが再び来られる時を私たちは待ち望んでいます。(南インド合同教会)
王にして救いの主、われらの主イエス・キリストよ、あなたをあつく信ずる人々は、「主のみ名によって来る者は幸いなるかな」と、遠い昔から叫び続けてまいりました。どうか、われらにも、その感謝に満ちた心を与えて、あなたの来られることを喜び、天地にあがる賛美の歌に、われらもまた和することができますように。あなたは、父と聖霊とともに、世々限りなく生きて統べ治められます。(J・W・ドバースタイン、神学者)。
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