「キラークエスチョン」ってなんだ?これは漫画家山田玲司氏の造語らしい。彼は200人を超える「初対面対談」を続けていくうちに、会話にはサッカーにおけるキラーパスのように「キラークエスチョン」があることを発見したという。
本題に入る前に、「サッカーにおけるキラーパス」ってなんだ?きら~くなパス、安易な、楽なパスかなと思ったら、大違い。キラーパスとは「Killer pass」相手の守りを崩し、得点につながるような威力のあるスルー・パスのことだそうだ。なるほど。では、キラークエスチョンとは、対話相手の心を開き、とらえる有効な質問ということなのだろう。
山田氏は著書『キラークエスチョン』(光文社新書)で次のように語っている。人と何を話せばいいかわからない、他人とうまくやれずに損ばかりしていた。ある時を境に僕は、「何を話すべきか」ではなく「何を聞くべきか」と考えるようになって、すべてがうまくいくようになった。些細なことだけど、そこを意識するだけで、相手と深くコミュニケーションがとれるようになったのだ。世の中には「しゃべること」が重要だというような風潮があるけど、それはウソだ。自分の話ばかりで人の話を聞かない人間は確実に孤立していく。人は基本的に話を聞いてほしい生き物なのだから、つかむ話よりもつかむ質問、すなわち、相手の本音を引き出す「キラークエスチョン」を相手にぶつけるべきだろう。質問次第では相手の心にフックがかかり、固く閉じられていた心の扉が開く。
山田氏は著書で次のような質問を紹介している。「その服、どこで買ったんですか?」「しんどいですよ、そっちはどうですか?」「昨夜はちゃんと眠れました?」等々。そういえば韓国の人たちが出会った時の挨拶代わりの言葉に「ご飯食べた?」というのがある。これもいいかもしれない。
最近、教会学校のリーダーに「いい質問が相互の学びの決め手だ」と話したが、日常の会話でも実践してみよう。
本題に入る前に、「サッカーにおけるキラーパス」ってなんだ?きら~くなパス、安易な、楽なパスかなと思ったら、大違い。キラーパスとは「Killer pass」相手の守りを崩し、得点につながるような威力のあるスルー・パスのことだそうだ。なるほど。では、キラークエスチョンとは、対話相手の心を開き、とらえる有効な質問ということなのだろう。
山田氏は著書『キラークエスチョン』(光文社新書)で次のように語っている。人と何を話せばいいかわからない、他人とうまくやれずに損ばかりしていた。ある時を境に僕は、「何を話すべきか」ではなく「何を聞くべきか」と考えるようになって、すべてがうまくいくようになった。些細なことだけど、そこを意識するだけで、相手と深くコミュニケーションがとれるようになったのだ。世の中には「しゃべること」が重要だというような風潮があるけど、それはウソだ。自分の話ばかりで人の話を聞かない人間は確実に孤立していく。人は基本的に話を聞いてほしい生き物なのだから、つかむ話よりもつかむ質問、すなわち、相手の本音を引き出す「キラークエスチョン」を相手にぶつけるべきだろう。質問次第では相手の心にフックがかかり、固く閉じられていた心の扉が開く。
山田氏は著書で次のような質問を紹介している。「その服、どこで買ったんですか?」「しんどいですよ、そっちはどうですか?」「昨夜はちゃんと眠れました?」等々。そういえば韓国の人たちが出会った時の挨拶代わりの言葉に「ご飯食べた?」というのがある。これもいいかもしれない。
最近、教会学校のリーダーに「いい質問が相互の学びの決め手だ」と話したが、日常の会話でも実践してみよう。