平塚にあるキリスト教会 平塚バプテスト教会 

神奈川県平塚市にあるプロテスタントのキリスト教会です。牧師によるキリスト教や湘南地域情報、世相のつれづれ日記です。

ミャンマーに行ってきました

2013-12-16 18:36:02 | 牧師室だより

牧師室だより 2013年12月15日 ミャンマーに行ってきました

 12月4日(水)から9日(月)まで、ミャンマーに行ってきました。その間、教会を留守にしましたが、皆さんでフォローしてくださり、感謝します。

 私にとってミャンマーは三度目です。一度目は17年前で観光旅行として。二度目は13年前の神学校卒業旅行で行きました。神学校の同期のマウマウタン先生(国分教会牧師)がミャンマー出身なので、先生と相談してミャンマーに行くことにしました。観光だけでなく、教会や連盟事務所、神学校など訪問しました。

 今回はミャンマー宣教200周年記念大会に参加するためです。ミャンマーは日本より50年も前にプロテスタントの宣教師が伝道を始めていました。その中の一人北米のバプテスト派の宣教師ジャドソン師夫妻が約40年間伝道されました。その実が今ミャンマーの人口の4~5%のキリスト者となっています(ミャンマーではほとんどがバプテスト)。

 4日の深夜ヤンゴンに着いて、翌日午後から始まる開会礼拝に参加しようと会場へバスで向かいました。ところが会場周辺の道路は参加者の車で大渋滞。遅れて会場に着きましたが、会場周辺は参加者であふれかえっていて、会場の中は立錐の余地もありません。

 ミャンマーの各地からそれぞれの民族衣装を着て参加している様子を目にして、私は不思議な感動を覚えました。ミャンマーのキリスト者のエネルギー、パワー、信仰をそこで見たのです。人はあふれているのに、お祭り騒ぎやバカ騒ぎの雰囲気はありません。遠くからやって来たであろうに、会場に入れなくても不平を言ったり不満顔の人はいません。みんなこの大会に参加することに喜びを感じて整然と行動しています。

 ミャンマーのキリスト者の信仰は単純だと、ある人が言いました。しかし、単純だからこそ純粋で武骨で力強いのだろうと思います。日本のように、やれバルトがなんだとかキルケゴールがどうとかという説教はまずないでしょう。福音がストレートに受け入れられているように感じられました。