イチローが古巣マリナーズに大リーグ契約で復帰することになりそうだ。まだ、正式に契約が成立したという情報ではないが、ここまで公にされているから先ず間違いないだろう。
今年の大リーグで、フリィ－エージンエト（ＦＡ）でまだ未契約の大物選手が残っている中で、開幕を控え心配されていたイチローの所属がマリナーズになったことは、本人もそうだろうが、多くのファンにとっても喜ばしいことだ。
マリナーズは、２人の正外野手が故障しているとのことで、もしかしたら、イチローはレギュラーで出場できることになるかも知れない。
４４歳と、大リーグで最高齢のイチローがレギュラーで、往年の活躍ができるのかといえばそう簡単ではないかも知れない。
しかし、大リーグ１８年目のイチローは、今日まで数々の素晴らしい記録を残してきたが、マーリンズ在籍中は、代打起用が多く、本来のイチローらしい打撃力をみせる場面が少なかった。
それでも、昨季は代打で大リーグ記録にあと１本に迫る２７安打を記録し、打率も何とか２割５分台をキープした。
また、テレビで見ていても、持ち前の守備力や強肩は衰えを見せていない感じだ。そんなところも含めて、イチローはやはり人並外れている。
本人は、どう考えているのか分からないが、イチローなら５０歳まで大リーグで活躍できるだろうとの声もある。
今季は、マリナーズと同じアメリカンリーグ西地区のエンゼルスに、大リーグでも二刀流を目指す大谷翔平が入った。
マリナーズとエンゼルスは、レギュラーシーズンで１９試合が組まれている。メジャー１００年ぶりの２桁勝利＆２桁本塁打を目指す「日本のベーブ・ルース」と、日米通算でピート・ローズのメジャー最多安打を上回る４３５８安打を誇る名手イチローとの対決が楽しみだ。「関連：２０１６年８月８日」
