昨夜のNHKスペシャルでの自民党の高村正彦副総裁、国民の理解が十分得られなくても採決に踏み切る考えを示唆していたことが気になりました。高村氏はPKO協力法に関して、「3国会を経たが、それで理解が進んだかというとそうではない。多くの憲法学者も反対していた」と成立当時の安全保障政策の事例を述べ、さらに憲法9条にふれながら社民党や共産党は自衛隊を合憲と認めてきたではないかと開き直りです。自衛隊を合憲と認めたからといって“何でも有り”なのかと番組で気分はブルーの終日でした。その「安全保障関連法案に反対する学者の会」、3日現在でアピール賛同者(学者・研究者)は8千人を超えました。http://anti-security-related-bill.jp/
そんな気分が吹っ飛ぶようなアイドルグループの歌を知りました。「制服向上委員会」というグループで、去る6月13日に神奈川県大和市で開催した「憲法九条やまとの会」主催のイベント『若者と国家-自分で考える集団的自衛権』に参加し、その時に歌った自民党を批判する替え歌がニュースとなり知名度アップです。そしてこの集会に一度後援を承認した市と教育委員会は、自民党市議が横やりを入れたことで後援を取り消したそうで、こんな事例はよくあることです。
その渦中にいる制服向上委員会の「♪大きな古時計」の替え歌、「♪大きな態度の安倍総理 おじいさんと同じ♪」という曲が、いま何かと物議をかもし出しています。デビューは1992年の“アイドル冬の時代”のど真ん中で、メンバーは変わりながら2011年には脱原発ソング「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」を、2012年には民主党政権批判の「野田・悪魔・TPP」を発表していますから、これは一口に左派アイドルともいえないようですが・・・。
上の写真は須沢地区の八千川公園で、地区公民館役員の手で今年も花がいっぱい植えられました。下はいま子どもたちに人気の臨海公園、その隅っこにある花壇には何年ぶりかでサルビアの苗などが植えられました。ここの公園の花壇は長年放置されて草ボウボウで、愛犬との散歩時に雑草を抜いて水仙の球根を植えたりしていましたが手に負えず、この春先に青海事務所へしっかり管理をとお願いしてきただけに目を細めています。
ところで市内には管理不行き届きの花壇や公園がいたる所にあり、市道八久保中脇線沿いのハマナスロードもその一つです。3ヵ年にわたり何百万円ものお金をかけて整備した16ヶ所の小さな花壇、今では恥ずかしいほど雑草花壇と化してハマナスの花を見ることはありません。「警告・不法投棄」の看板だけが空しく、市民の血税を使いながらのお役所のいい加減さを垣間見る昨今で、毎日フェイスブックにご熱中の米田市長さん「何とかして!」と警告の思いです。