すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「九条の会糸魚川」結成10周年記念講演会

2015年07月26日 | 日々思うこと

正午の気温が30度を超す中、講師の平山先生を糸魚川駅新幹線改札口へ出迎えです。何だか初対面とは思えない親近感で、昼食をご一緒に済ませてから会場の横町の地区公民館へ・・・。

会場の所々には会員の女性たちにより夏のお花が飾られ、特にステージのヒマワリが目を引きました。オープニングではオカリナ愛好会のみなさんの演奏で先ず、相馬御風さんの「♪春よこい」に続いて反戦平和の曲が会場に響きました。

世話人代表の挨拶に続き、事務局より10年の歩みとこの間で亡くなった呼びかけ世話人9人が読み上げられ、村山常雄さんや増村秀一さんの名も聞かれ、ご冥福を祈りました。

記念講演では「女性も男性も人間らしく豊かに生きる~日本国憲法って素晴らしい~」という素晴らしい演題をいただきました。平山先生がこれまで46年間、弁護士とし仕事と家庭の両立ができたのは日本国憲法があったからと、憲法13・25条や働くことが権利の27・28条へとお話しが進みました。

演題には17日の国会前での「戦争をさせない」を持ち帰ったので貼り、その下には「アベ政治を許さない」をステージ幅いっぱいに貼り付けられました。そして憲法九条を書いた長さにして3メートル近くの掛け軸が、2005年5月の結成の集いと同じく掲げられ目を引きました。

猛暑の中を記念講演会に足を運んでくださった人たちから、今までのどの講演会よりも素晴らしお話しだったという声が多く聞かれ、私もその通りで司会進行を務めた緊張感も吹っ飛ぶほどのエネルギーをいただきました。講演終了後には先生を囲んでの交流会が持たれ、その後は糸魚川駅まで見送りです。

夕方、家に着くと「おうみ大花火大会」とあってシーサイドパーク周辺は車がいっぱいで、隣りの孫たちの新居にも親戚らが集まってにぎやかです。華麗なる花火が戦火の爆音にも聞こえ、戦争になれば保守も革新もないすべての人たちが巻き込まれてしまうことを痛感です。上越の娘家族が帰ってから、珍しく朝方5時頃までうたた寝という一日でした。そんなことで講演の内容はまた後で・・・。