すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

平和憲法に守られての暮らしと食べもの

2015年07月08日 | 日々思うこと

曇り空の中、上越市三和区の陶芸教室の先生の工房まで、下の娘と孫も一緒に行くことになりました。先ずは「 だいにちスローライフビレッジ」内の「大戸屋ごはん処」で昼食を済ませて、施設内の農産物直売所で野菜と花を求めました。ここはJAあるるん畑と同じく近郊の農家の人たちが出荷し、鮮度もよく時どき立ち寄っています。

今日はキュウリと十全ナスとインゲン、そしてきれいな紅花3本、これで600円程のお安さです。いつも生産者の名前が明記してある時は女性生産者の野菜を選ぶようにし、今日も女性が生産した袋を選びました。袋には「四季菜の郷利用組合」と、なんとも素敵なネーミングで、住所がこれまた「上越市吉川区杜氏の郷」と・・・、こんなきれいな名称の所があるのですね。

夕方、帰途に着く頃には本格的な雨になりました。毎週水曜日の夕食は、孫たちのサッカー教室で我が家で一緒に食べることでいつもあわただしいのですが、今日は3年生の学年PTAとあってママがお休みなので夕食の準備はパスです。その親子活動では笹ずしに挑戦で、折りしも日曜日に行われた「糸魚川笹ずしグランプリ」で2連覇の根知地区「くびるの会」のリーダー小田島みわ子さんが来てくださったそうで、家に着くと孫は「今までで一番おいしい笹ずしだったよ」と笑顔です。そして戦後70年、憲法で人間らしい生活と人権が保障された平和な社会で飢えることもなく、美味しいものをいただけることに感謝です。

このところ、2020年東京五輪・パラリンピックの主会場の新国立競技場の建設について目が離せず、夜のNHKクローズアップ現代「“迷走” 新国立競技場」を聴き入りました。3年前にイラク人女性建築家の斬新なデザインが採用され、この段階では1300億円でした。その後、総工費については、発注主体である日本スポーツ振興センター、設計会社、ゼネコンなどの間で様々な数字が飛び交い、先月ようやく総工費が2520億円とする計画の見直し案がまとめられ、7日の有識者会議で総工費が了承されました。さらに総工費は増えるそうで、どうしてこんなに巨額になったのか、番組から関係者らの責任のなすり合いが伝わり、集団的自衛権の行使と重ね合わせてしまう肌寒い夜です。

今朝の愛犬との散歩で、昨日の写真の花はやはり釣り船草であることを確認です。西陽も当たる場所だけに家の人も驚くほどの生育で、種を少し分けて頂くことになりました。