御嶽海、殊勲賞

ＮＨＫの大相撲中継、御嶽海の取組のときに字幕が出ました。
「殊勲賞・初」と。
えっ！？
まさに寝耳に水で、驚きましたよ。
実際、１７時５０分くらいに映し出された三賞インタビューでの御嶽海も「８勝７敗で貰えるとは思っていなかった---」と応えておりました。
でも、確かに１０戦全勝だった日馬富士を優勝争いから後退させたのは、紛れも無く御嶽海ですからね。
初日の鶴竜戦勝利と併せて、十分殊勲賞に値する活躍でした。

となると、気になるのは新関脇への昇進です。
今日は、西の小結・嘉風が先に登場。
嘉風も８勝ながら、技能賞の受賞が決まっています。
今日の対戦相手は、精鋭の北勝富士。
立合い、嘉風が完全に棒立ち。
待ったで、審判・行司が止めるかと思ったくらいの立ち遅れでした。
これでは、押し相撲の北勝富士に勝てません。
嘉風、８勝７敗で夏場所を終了いたしました。





この嘉風の敗戦で、御嶽海、楽になりました。
負けても８勝７敗で、嘉風と相星です。
御嶽海は、東小結ですから、半枚、西小結の嘉風より番付上位なのです。
案の定、今日は気迫がイマイチで、学生時代からのライバル正代に負けましたよね。

以下、私の名古屋場所番付予想です。

地位　　　東　　　　　　西
横綱　　白　鵬　　　　日馬富士
横綱　　稀勢の里　　　鶴　竜
大関　　照ノ富士　　　豪栄道
大関　　高　安
関脇　　玉　鷲　　　　御嶽海
小結　　嘉　風　　　　琴奨菊

晴れて、新関脇へ昇進という寸法であります。
ドンデン返しがあったときは、お許しください。
名古屋場所の番付発表は、６月２６日（月）になります。