ミス・マープル最初の事件 牧師館の殺人 THE MURDER AT VICARAGE |
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読了日 | 2005/8/11 |
著 者 | アガサ・クリスティ Agatha Christie |
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訳 者 | 厚木淳 | |
出版社 | 東京創元社 | |
形 態 | 文庫 | |
ページ数 | 272 | |
発行日 | 1976/6/25 | |
ISBN | 4-488-10528-9 |
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そもそも、目標冊数(500)に向かって読み始めた切っ掛けの一つが、翻訳書を読んで感動したことなので、当初は読むのは専ら海外作品だった。
途中から、国内の作品も読むようになり、いつの間にか、翻訳モノに縁遠くなっていた。 僕は読んで気に入ると、同じ種類の作品や、同じ作家の作品ばかりに偏る傾向があるので、時々、軌道修正を心がける。 そういった意味で、近頃は、海外の名作や古典をできるだけ読み直そうと思っている。
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これは、原題は「牧師館の殺人」だが、和訳のタイトルのようにクリスティ女史の生んだ二大探偵の1人、ミス・マープルの最初の1冊だ。 読書のほかに、僕はささやかながらビデオコレクションにも精を出しているので、英国BBCテレビで、名優ジョーン・ヒクソン主演により制作されたTVドラマ「ミス・マープルシリーズ」は全作見ている。
ドラマはさすがに良く出来ており好きなドラマの一つだが、原作は、ドラマとは違った面白さがある。また、活字と映像の決定的に違うのは、本は読者が想像の世界を作り上げることだろう、と思う。
話が横道にそれるが、テレビ番組のホームページで、掲示板への書き込みなどを見ていると、原作と映像化されたもののイメージが違うと、苦情を書いている人が居る。 それはそれで一向に構わないのだが、僕は、映像と小説と両方を別々に楽しむように心がけている。 本場英国の素晴らしいと思えるTVシリーズでさえ、原作と映像化されたものが違うことはざらにあるのだから。
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