隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

0147.危険な隣人

2001年11月20日 | サスペンス
危険な隣人
読 了 日 2001/11/20
著  者 笹沢佐保
出 版 社 徳間書店
形  態 文庫
ページ数 350
発 行 日 1999/04/15
ISBN 4-19-891081-2

 

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こか忘れたが、ドラマを見て本を読もうと思うのはミーハーだと書いてあったが、さしずめ僕などはその典型だ ろう。
この本も、昨年(平成12年)1月27日から3回にわたって、放送されたNHKドラマ笹沢佐保サスペンス"危険な協奏曲"の原作で ある。
主演の清水美砂さんという女優さんが割りと好きなものだから、ビデオに録りながら楽しんで見た。ドラマのクレジットで、原 作があることを知り、いつか読もうと思っていた。

読むと、原作とドラマでは違うところもあり、ドラマは大分脚色されていることが分かった。しかし、ドラマはドラマとして原 作と違うところがありながらもよく出来ていたと思う。原作の方は、主人公・竹花千景の心理面での描写が素晴らしく、かなり のページを割いているのに対し、ドラマでは、どうしても視覚に訴える場面が多くなるのは仕方のないところだろう。
500余ページの長編が長さを感じさせない緊迫感も有り、上質のエンタテインメントだ。

 

 

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