西丹沢の深山、急登続く長距離の山、檜洞丸(1600m)に登ってきました。
毎年この時期はシロヤシオツツジ(愛子様のおしるしで知られる)が山頂直下を彩り、たくさんの登山者が訪れる人気の山です。
昨日まで降り続いた雨のためゴーラ沢は増水していて、渡渉には神経を使い慎重に渡りました。 1時間40分後この次の急登に備えて、展望園地で富士山を眺めながらの腹ごしらえです。1100メートル過ぎから足元にシロヤシオの花びらを見つけ、同時にトウゴクミツバツツジも紫の花が見えてきます。
石棚山合流地付近から山頂までは、まさにツツジのトンネル状態。
平日にも関わらずシロヤシオを観に登ってくる登山者は、みなカメラやスマホで夢中に撮影していて、狭い登山路は撮影のためにみな動けないありさま。
空はどこまでも青く、ブナの新緑とシロヤシオツツジの柔らかい白と、トウゴクミツバツツジの紫色の美の方程式。富士山と山中湖の遠望も嬉しいかぎりです。山頂のブナの林床はコバイケイソウとマルバダケブキで、あたかもグリーンのじゅうたんを、木道で植物保護がされています。
山頂でお茶をして、2時に下山を始め、かなりハイスピードで4時25分のバスにギリギリセーフでした。
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