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ワンコイン コンサートを聴きに行きました

2012-06-04 23:56:27 | 日記
 今日6月4日、クラリネット4本で構成する演奏会を聴いてきました。 日本フィルハーモニー交響楽団の首席奏者、伊藤寛隆氏を中心に、竹内美緒氏、左藤博之氏、中里真也の4人です。
 1曲目、W.Aモーツアルト作曲、セレナーデ第10番変ロ長調K.361(グラン・パルティータ)。
いかにもモーツアルトらしい軽やかで華やかな曲で、クラリネット4本で聴くのも、弦楽器とは一味違う趣きがある。
 S管、B管が第1第2バイオリン、バセットホルンがビオラ、バスクラリネットがチェロといったところか。

2曲目、J.Mデュファイエ作曲、オーディションのための6つの小品。
3曲目、J.Mダマーズ作曲、四重奏曲。
4曲目、I.ゴトフスキー作曲、四重奏曲。
 この3曲は1930年前後に生まれたフランスの作曲家の曲との解説があった。
不協和音が散りばめられて、快感を得るのはむずかしいけれど、卓越した奏者たちの「音の妙技」に神経が引きずり込まれていく心地を何て言うのでしょう?
 重苦しい曲、楽しい曲、静謐な音色に取り込まれる曲。
 マニアック、と言ったら失礼かもしれないが、学んでいる人にとっては勉強会?のような様相です。
 ダマーズの曲は、フワーッとして軽やかで楽しい曲。
 伊藤氏の解説つきで、曲想のみでなく当時のフランスの音楽状況や雰囲気も伝わる。
 客層も半数が学生さんのようで、研究発表会に参加してきたかの雰囲気でしたが、こんな会でなくては出会うことの無い新鮮な音楽を聴くことができて、うれしい一夜ではありました。

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