推手サークル!

太極拳を中心に対練ばっかりやりまくっています。
静岡県湖西市がホームです。

玄人クラブ

2014-09-19 22:11:16 | 日記
9月も後半にさしかかり、ずいぶん涼しくなってきました。
しかし練習を始めるとエアコンが欲しくなります。

今日も外の涼しさとは無縁にガンガンエアコンをかけて、それでも汗ダラダラかきながら推手しました。


今回のメンバーは3人。
人数的には寂しかったけど、内容はかなり濃かったです。
なんせ推手サークルが誇る陳式太極拳のスペシャリスト2人とのコラボレーションでしたからね。

しかもお2人ともバリバリの実戦派です。
これで何か起こらない訳がありません。
(別に何も起こりませんでしたが)

3人なので総当りどころかヘビーローテーションです。
最初にフルコンタクト系のキックの脅威に対して太極拳はどう戦うか、という話題から始まって、それに対する秘策に至りました。

管理人はいきなりスッ転がされて地面に叩きつけられる事になりましたが(笑。
あと、蹴りをビシビシ受けて、肝が冷えました。
怖い目に遭ってもOKという方がいたら、今度やられてみてください。

今日は陳式のスペシャリストお2人からレクチャーを受ける形になりました。
単推手、双推手、四正推手に留まらず、そこから腕をロックしようとするのをスルーしたり、両腕を内外に巻きながら詰め将棋の様に追い込んでいく推手など、普段あまりお目にかからないものまで教わって、大変勉強になりました。


それから、活歩の推手をやってみました。
いつもは足を固定した定歩がメインですが、スペース使い放題のこの機会を逃す手はありません。
活歩は難しいです。
上半身だけでなく下半身も動かさなければならないので同調出来なくて上下がバラバラになりがちです。

管理人が推手を学んでいた時、活歩も教えて欲しいと先生に頼んだら、
「100年早い」
と言われたのですが、今になってその言葉が実感できます。


とにかく動きを切らないように、相手とぶつからないように、やりとりをしてみます。
その中に腕をロックしたり、固めて飛ばす、といった攻めも織り交ぜます。
定歩と違って生半可に極めても足で逃げられてしまうので、最後まで技を掛けきらなくてはなりません。
その辺りも活歩の難しい所です。


最後に玄人のお2人の自由な攻防を見る機会に恵まれたのですが、何と言うかすごい戦いでした。
推手のルールに則りながらも極めパターンに持ち込み、飛ばし合ったり、嵌め技を巧みにかわしたりと、それらを滑らかにスピーディーにこなしているのです。
こんな言い方をすると怒られるかも知れませんけど、息の合ったパートナーのダンスを見ている様でした。
それを激しい攻防の中で実現してしまう所が正にスペシャリストです。
人間、研ぎ澄ますとスゴくなる、というのを目の当たりにしました。

と言う事で、今回は陳式玄人クラブでした。
楊式代表がヘボくて申し訳ありません(笑。
ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。

10月は施設や管理人の事情で日程がはっきりしませんが、予定が決まり次第ここにアップ致します。
どうぞ宜しくお願い致します。



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