推手サークル!

太極拳を中心に対練ばっかりやりまくっています。
静岡県湖西市がホームです。

レクチャーランド

2015-10-16 06:00:08 | 日記
自動車レースのF1を練習走行からご覧になる方はご存知かも知れませんが、トップドライバーはよくスピンしたり、車を壊したりします。
これは運転が下手だからではなく、コーナーをどれくらい攻められるか限界を試しているためです。
ここで滑ったり飛び出したり試行錯誤しているからこそ本戦で速く走れる訳で、練習のとき無難に走っている奴はレースで勝てないのです。

推手も同じで、負けるのが嫌でやらないとか、力任せにとりあえず勝ってしまうとかしていると、いつまでたっても同じレベルのままじゃないでしょうか。
負けを厭わずに新しい技術に挑戦するのが「負けに投資する」という事でしょう。

管理人など、別に新技術に挑戦していなくても負けてばっかですけどね(笑。


愛知の日曜練習にはいつもの熱心な皆さんが集いました。
今回は7人。
ラッキーセブンであり、ビッグセブンです。

最近の愛知練習会は推手ももちろんやりますけど、どちらかというと技術交流とかレクチャーの方がメインになりつつあります。
集まる皆さんがそもそも何らかの武術の経験者なので、情報を持ち寄ったり、色々教えあったりする訳です。
また、雰囲気で技にかかる「馴れ合い稽古」に疑問を呈しているため、技が掛かるか本音で試したりもします。

それにしても、よくこれだけ多様な武術が集まるものです。
太極拳は言うに及ばず、古武術や南方中国武術までやっておられる方がいて、一体どこで教わってくるのか伺ってみたいです(笑。
昼下がりの某施設の一室は、一大「レクチャーランド」と化すのでありました。

ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。


先日、日本の首相が国連に出向いた際、海外メディアとの記者会見でトンチンカンな受け答えをしたために後でボロクソに叩かれました。
国内では事前に官邸が用意した問を、当てる事が決まっている記者に質問させて首相はプロンプターを見ながらそれに答えるだけ、というイカサマ会見ばっかりやっていたから、外国記者の鋭い質問に対応できなかったのです。
もし国内でやり込められる様な真剣な記者会見をしていたら、あんな国辱的な事態にはならなかったでしょう。
「負けに投資する」のがいかに大切か分かる典型的な例じゃないでしょうか。

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