降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★残るは岩波書店だ!堂場瞬一さん。

2013年10月19日 | 新聞/小説

【8月28日付、10月1日付の続きのような内容です】
ちょっと目を離すと、新刊が出ている。だから、買ってしまった────読売新聞を退社されてから量産体制が驚異的に加速している堂場瞬一さん(50)=写真。
毎月毎月毎月毎月毎月毎月毎月毎月毎月、新刊&書き下ろし文庫を出しているのは、出版界の「事件」ではないか。
読売新聞はなぜ取材しないのだろーか(→と、同紙の地方支局勤務の知人に言ったら
「退社された方のことは分かりませんし、小説を読んだこともありません!」(原文ママ)
とメールが来た。あ、そう........)。

今年(2013年)後半期に出た本は────
▽5月刊行=『八月からの手紙』講談社文庫、760円
▽6月刊行=『献心』中公文庫・書き下ろし、900円
▽7月刊行=『検証捜査』集英社文庫・書き下ろし、861円=写真左
▽8月2冊同時刊行=『沈黙の檻』中公文庫・書き下ろし、840円
『Sの継承』中央公論新社・書き下ろし、1995円=同左から2番目
▽9月刊行=『傷』講談社(小説現代連載)1785円=同左から3番目
▽10月刊行=『20/ニジュウ』実業之日本社文庫・書き下ろし、680円=同右

────いったい、いつ執筆されているのですか?
堂場さん「30分ぐらい、ちょっと空いた時間ができますよね。そのとき、スマホで書いています」
というインタビュー記事を読んだことがあるので、大手町在社時代から書き溜めていたのかもしれない(笑)。

11月も新刊出るのかしらん。
ギネス毎月新刊記録(←んなの、あるのか?)に挑戦してほしいが、
さらに、ほとんどの大手出版社から本を出しているので、未刊は新潮社、岩波書店ぐらい(僕の記憶)。
こうなりゃ全出版社完全制覇にも挑んでほしい、と思う私。


(・ω・)ノ