降版時間だ!原稿を早goo!

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「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

●ここも詩人・中原中也の愛の下宿!=京都編3

2008年10月10日 | エンターテインメント
【中原中也追っかけシリーズ第3回=10月08日の続きです】

たぶん、中原中也(17)と長谷川泰子(20)が、この椿寺(写真=京都・上京区)を訪れ、2人で何かをお願いしたはず。
2人は当時、中也17歳、泰子20歳。
この椿寺南にあった中也の下宿(現在はありません。京都らしく映画用かつら工房がありました)で、マキノ・プロをクビになった泰子と同棲したのだ。
やるねぇ、ダダイスト。

中也は、小林秀雄らに泰子のことを
「そばにおいといて邪魔にならない女なんだ」
と言っていたという。
中也17歳で、このセリフ。言ってみたいよぉ。詩人は違いますねぇ。

【参考】角川文庫ソフィア『中原中也との愛/ゆきてかへらぬ』長谷川泰子/村上護編/

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