降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

●「五木親鸞」効果ですね!地方紙微増の秋。

2008年10月09日 | 新聞
各地方紙での連載開始から1か月が過ぎた「小説・親鸞」(五木寛之)が面白い=写真は京都・六角堂頂法寺の親鸞聖人像。
いまどき新聞小説を読みたいから――と新聞購読が増えたというのは奇跡ではないか?

浄土真宗王国の北陸、近畿地方で掲載紙の購読申し込みが数百あった、という。
真宗グループは日本最大1200万門徒集と言われるから数%が購読に動いても、このご時世、地方紙にとってはおいしい。

奈良、京都の知人も奈良新聞、京都新聞を定期購読しはじめたという。
「いやぁ、なかなか面白いですなぁ。挿し絵もよろしい」とは、奈良の元放送ジャーナリスト。朝日新聞を購読中断して奈良新聞にしたという。
――新聞小説で部数増になるなんて、事件です。